オーストラリアの水っぽいかぼちゃに完敗した件。ホクホクのかぼちゃが恋しい!

私がこの世で好きなもの。それは…旅とかぼちゃです!かぼちゃの甘くてホクホクしたところが大好きで、一時期かぼちゃが主食の時もあったくらいです笑。

オーストラリアに来ても、かぼちゃを食べたくなるのは変わりなく、煮物を作ってみましたが、日本のかぼちゃとは違くて、微妙な仕上がりになってしまいました…。今回はそんな失敗談を書いていきます笑。

大きくて安いかぼちゃ

まずは、オーストラリアのかぼちゃ事情から。オーストラリアでも、スーパーや市場で、かぼちゃは普通に手に入るので安心です。日本より多くの種類のかぼちゃを見ますが、今回は写真上部のKent Pumpkinを購入しました。

Kent Pumpkinは別名Jap Pumpkinとも呼ばれています。JapとはJapaneseの略なので、日本のかぼちゃという意味ですね!その名の通り、Kent Pumpkinは日本でよく目にする、皮が緑色で、中身が黄色のかぼちゃです。オーストラリアの野菜は量り売りが基本で、私が買った時は1kgで1.5ドル(約120円)でした。これでもリーズナブルですが、秋〜冬の旬ですと、1キロ1ドルの時もありました!

かなり安くなるので、お腹いっぱいかぼちゃを食べられるのは幸せです。

写真の下の段にある、バターナッツという品種も、オーストラリアでは良く見かけます。バターナッツに関しては、また今度記事を書きます!

調理しやすいように、小さくカットされているものもありますが、1/4サイズなどを買おうとすると、かなり大きいです。小さめのを選んでも、1キロを超えます。日本でしたら300g程度のものも売っていますが、さすがは海外という感じのサイズです。でも、大量にかぼちゃを消費する私にとっては、ありがたいです笑。

日本では、4等分にカットされているかぼちゃを3、4こカゴに入れていたので、レジで少し恥ずかしかったです。でもオーストラリアでは1つで十分なので、かぼちゃ好きには助かります笑。

水なしの煮物にチャレンジ!

かぼちゃを存分に味わうために、煮物を作ってみました。日本のかぼちゃより、サイズが大きいですし、種を取ってもかなり分厚かったです。指を切らないように、細心の注意を払いながら、入刀していきます笑。実はオーストラリアに来る前から、「こっちのかぼちゃは水っぽい」と言うのを聞いていました。少し心配ではあったものの、

かぼちゃ好きにかかってしまえば、水っぽさなんて問題ない!

と自信に満ち溢れていました笑。

と言うのも、煮方を工夫すれば、水っぽさを解決できると思ったからです。大抵かぼちゃの煮物を作る時は、調味料と水を入れる場合が多いと思います。ですが、私はホックホクが好きなので、元から水を極力入れないで作っていました。日本でも、たまに水分が多いかぼちゃに遭遇しますが、この煮方で対処できていました。詳しい作り方としては、醤油、お酒、みりんを大体同じ分量(目分量で申し訳ないです)を入れて、蓋ありの弱火でひたすら煮ます。かぼちゃの自然な甘さを楽しみたいので、砂糖は入れないですし、ホクホク感を出すために、水も全然入れません

火加減が重要で、すっごく弱火でじっくりと煮ます。たまに焦げ付かないように、優しく鍋をゆすります(煮崩れするので適度に)。仕上げに少し蓋をずらして、数分煮ていきます。こうすることで、かぼちゃの水分が良い感じに飛んで、ホクホクな仕上がりになることが多いのです!今回のオーストラリアのかぼちゃも、同じように水なしで挑んでみました。

仕上がりはいかに…!

完全に柔らかくなるまで、煮たものがこちらです。いい感じの色になりました。が、しかし!一口食べてみると、ベチャッとしていて、やっぱり水っぽかったです…。また、筋が残っているような食感もあり、なめらかさもイマイチでした。

良かった点としては、じっくり時間をかけて煮たので、しっかりと味が染みているところです笑。また、日本のかぼちゃより、皮が薄めなので、食べやすさもありました。

これはこれで美味しくいただきましたが、私の水なし煮物が通用せず、悔しかったです笑。やっぱり日本のホクホクのかぼちゃが恋しい!と強く感じた日でした。煮方をもう少し工夫するか、スープなど別のメニューを楽しむか…といったところでしょうか。

まとめ

オーストラリアのKent Pumpkinは日本のかぼちゃとそっくりですが、やっぱり水っぽく、ホクホクした煮物を作るのが難しかったです。でも、かぼちゃ好きは諦めません笑!もっと煮方の改善をして、また今度チャレンジしてみます!!