オーストラリア定番のスナック・チコロール (Chiko Roll) をご紹介!

突然ですが、チコロール (Chiko Roll)という食べ物を聞いたことはあるでしょうか?私はオーストラリアに来るまで、全然知らなかったのですが、実はオージーたちのソウルフードなのです!今回は、チコロールの由来などをご紹介した後、食レポもしちゃいます♪

チコロールとは?

チコロール (Chiko Roll)とは、薄い生地に炒めた野菜と肉を包んでから、油で揚げたスナックです。オーストラリアで生まれましたが、中国の春巻きから影響を受けて出来ました。こちらでは、Footyと呼ばれる、オーストラリアンフットボール (ラグビーのような独自のスポーツ)が人気ですが、そのFootyを観戦する時に手軽に食べられるスナックとして誕生しました。

写真のように、お皿やフォーク等がいらず、片手で食べられるので、スポーツ観戦にはぴったりですね!誕生から70年近くもずっと愛されていて、今やオーストラリアのアイコンとまでもなっています。

日本では全然知られていないですが、オージーたちの間ではかなり人気です!

ガソリンスタンドなどでも買えますが、スーパーでは冷凍のものが販売されていて、いつでも買うことができます!先ほどの写真もColesで買ったもので、4本入りで$6でした。

名前の由来

チコロールは、最初は「Chiken Roll」として売られていたそうです。そこから年月をかけて名前が「Chiko Roll」に変化していきました。「チコ」って可愛らしい響きですし、短いので呼びやすいですね!

Chiken Rollなので、チキンたっぷりのスナックと思いがちですが、実はチキンは入っていないです笑。お肉は使われていますが、牛肉なので、なぜ最初にChiken Rollと名乗ったか、突っ込みたくなるところです笑。

いざ実食!

今回は、冷凍のものを家で食べてみました。かなり見にくいですが、箱のうらに書かれている調理法は、ディープフライパンフライの2択でした。ディープとパンの違いはありますが、やはり揚げるのがお決まりっぽいです。

ですが、一人暮らしで揚げ物なんて(面倒くさくて)しない私は、ネットで調べたところ、エアフライヤーオーブンでもいけることが確認できました!油で揚げると手間がかかりますし、カロリーが気になるところなので、早速オーブンで調理することに笑。箱を開けてみると、そのままチコロールが入っています。日本の感覚からすると驚くところですが、オーストラリアの食品は箱に直接入っていることが多いです。衛生面が気になる方がいるかもしれませんが、環境には優しい包装です。どれくらい調理するかが分かりませんでしたが、自分の感覚を信じて、180度で30分ほどオーブンに入れました。途中で上下をひっくり返し、いい感じの色になりました。中には、キャベツ、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、お豆、牛肉がぎっしり入っていて、ボリュームがかなりありました。セロリが入っていますが、分量が少ないのかセロリの味はしなかったので、お子様でも全然いけると思います。

皮は春巻きよりは硬め&厚めですが、ほどよくパリパリに仕上がりました。程よくコンソメ系の味がするので、そのまま食べてもいいですが、ケチャップやマヨネーズ、シラチャーソースなどをつけても合います!箱の中には、手で持つ用の紙袋も本数分入っていました。せっかくなので、袋に入れて写真をとってみました笑。春巻きを参考に作られたものの、チコロールは春巻きより大きく太めなのがわかると思います!1本食べた後は、かなり満足度がありました。

野菜が多めなので、同じく代表的なオージーフードのミートパイよりはヘルシーかと思いましたが、揚げているので、どっちもどっちでしょうか笑?ただ、袋のおかげもあって、全然手を汚さずに食べられるのは、最高のスナックだと思いました!

まとめ

日本では全然知られていないチコロールは、オーストラリアでは大人気のスナックでした!片手で食べられる手軽さと、野菜たっぷりの中身、パリパリの皮、全てにおいて満足でした♪オーストラリアを訪れた際は、是非食べてみてください!