オーストラリアと言えば、一年中暑いケアンズや真夏のサンタクロースが有名で、全体的に暑いイメージがあると思います。ですが、とても広い国なので州によって気候が全然違いますし、寒い地域もあります。また、南半球なので季節が日本と逆なことも、戸惑う人も多いのではないでしょうか。今回は、そんなオーストラリア全体の気候だけではなく、各州の特徴もご紹介します!
日本と逆!
まずは、季節のズレです。日本は美しい四季があることが文化の一つでもありますが、オーストラリアも州によっては四季があります。ですが冒頭でも触れたとおり、オーストラリアは南半球にあるので、日本と季節が逆になります。日本が夏の時はオーストラリアでは冬、日本が春の時はオーストラリアでは秋となります。
よく教科書などで、真夏にサーフィンをしているサンタクロースが取り上げられると思いますが、それもそのはず日本の冬である12月は、オーストラリアでは夏だからです。また、シドニーやアデレードでは少し桜が咲きますが、咲くのは9月ごろです。日本らしい桜を見てほっこりしますが、春の訪れではなく秋なので、違和感があります笑。
とは言っても、計3年近くオーストラリアに住んでいたら、真夏のクリスマスも秋の桜も慣れてきました。
シドニーの真夏のクリスマスの様子はこちら↓
真夏の年越しの様子はこちら↓
日差しが強すぎる
もう一つ、オーストラリアの天候に関連する特徴として、強い日差しがあります。空には紫外線を吸収してくれるオゾン層というのがありますが、オーストラリア周辺の上空のオゾン層は薄くなっていて、強い紫外線が入ってきます。
日焼けはもちろん、皮膚ガンのリスクもあるので、オーストラリアでは日本よりも日頃から日焼け止めを使うよう推奨されています。ドラッグストアやスーパーで色んな種類の日焼け止めが手頃な価格で売っているので、現地調達は問題ないですが、曇りの日でも塗るのを忘れないようにしてください!
また、日焼け止めだけではなくサングラスや帽子もあると便利ですし、日差しがあるととても暑くなるので、こまめな水分補給で熱中症予防も必要です。サングラスもオーストラリアで買えますが、サイズが大きめなものが多いので、個人的には日本から持ってくるのをおススメします!
州によって全然違う
日本人に人気の観光スポットのケアンズは年中トロピカルな気候なので、その影響でオーストラリア全体で年中あたたかいイメージを持っている人が多いかもしれません。ですが、州によって年中トロピカルなところもあれば、四季がはっきりしていたり、逆に寒くて雪が降るところもあります。
冷静に考えてみると、日本でも北海道と沖縄は全然気候が違いますし、日本よりはるかに国土が広いオーストラリアでは、様々な気候があるのにも納得です。英語のみですが、全ての州の天気予報が見れる政府の公式サイトのURLを貼っておきます↓
それでは、代表的な都市の気候の特徴をざっくりまとめます!
ケアンズ:トロピカル
グレートバリアリーフで有名なケアンズは、年中暑いのが特徴です。雨季と乾季があり、月によっては少し涼しくなる時もありますが、基本的にはトロピカルな気候なので半袖で過ごせます!ダイビングを始めとしたマリンスポーツが人気ですし、暖かい気候の中育つフルーツがとっても美味しいです。
ケアンズ旅行の過去記事はこちら↓
キャンベラ:スキーができるほど寒い
首都のキャンベラは、オーストラリアの中で寒い都市として有名です。キャンベラのあるオーストラリア首都特別区域(ACT)にはスキー場があるくらいです。シドニーやメルボルンでは滅多に雪が降らないので、雪を求めてキャンベラに行く人が多いです。
キャンベラは小さい街ですが、結構見どころがあります↓
アデレード:暑い夏&晴天
留学の時に過ごした南オーストラリア州のアデレードは、四季があり冬は寒いですが、夏がとっても暑くなるのが特徴です。40度を超える日があるほどです。また、晴れの日が多いので洗濯物は助かりますが、かなり乾燥する地域なので肌のケアが大変です。
ですが、アデレードはワインが有名で、とっても美味しいので是非訪れてみて欲しいです!
シドニー:過ごしやすい
別にシドニーが個人的お気に入りの都市だから、というわけではないですが、シドニーは過ごしやすいです笑。四季がしっかりあり、夏は熱いくて冬は寒いですが、日本の夏よりは暑くならず、日本の冬より冷え込まないので、快適です。
とは言っても夏は日差しが強いので、先ほども書いたとおり日焼け止め、帽子、サングラス、水分補給はマストですし、冬は朝晩は手袋、マフラー、厚手のコートが必要です。寒がりの人はヒートテックなどの防寒具もあるといいかもしれません♪
メルボルン:天気が変わりやすい
メルボルンもシドニーと同じく四季があり、比較的過ごしやすいです。ですが、メルボルンは朝晩の寒暖差が激しく、天気もコロコロと変わるのが特徴です。大雨が降ったと思っていたら、そのすぐ後には快晴だったりしますし、天気の変化と共に気温もガラッと変わります。天気や気温の変化がありすぎて、「1日に4つの季節がある」と言われるくらいです。
重ね着などで、いろんな天気に対応できるようにするといいです!
留学中の少し古い記事ですが、メルボルン関連記事はこちら↓
まとめ
オーストラリアは国土が広いので、州によって天候がかなり異なります。また、季節が逆なので、ややこしくもあります。なので訪れる際は、ネット上で各都市の天候が調べられるので、是非チェックしてみてください!また、全体的に日差しが強いので、紫外線対策を忘れないようにしてください♪