今まで度々オーストラリアの食べ物やスイーツの記事がありましたが、今回はパブロバ(Pavlova)について書いていきます!シドニーでパブロバが食べられるお店や、お家での作り方など、徹底的にご紹介します♪生クリームたっぷりで、日本人の口にも合うのでオススメです!
スイーツお好きな方は、こちらの記事も読んでみてください♪
パブロバとは?
まずは、パブロバ(Pavlova)についての基本的な説明です。パブロバは、焼いたメレンゲの上に生クリームとフルーツをトッピングしたシンプルなデザートです。少し厚みのあるメレンゲは、通常はホールケーキのように大きいですが、一口サイズのものもあります。
トッピングのフルーツは、苺やベリー系が定番で、甘いメレンゲと生クリームとフレッシュな果物の組み合わせが最高です!その他にもパッションフルーツ、キウイ、みかんなど酸味のあるフルーツでしたら、なんでも合います!
実は、オーストラリアのスイーツとご紹介しておきながら、パブロバはオーストラリア発祥説もニュージーランド発祥説も両方あります…笑。はっきりはしていないですが、クリスマスなどによく食べれられるくらい、オーストラリアで長年親しまれていることは間違いないです 。
シドニーでオススメのお店
そんな人気なパブロバですが、実は食べられるお店が少ないです。スイーツ屋さんやベーカリーに置いてあることがありますが、ラミントンやミートパイ、フィッシュアンドチップスのような他のオーストラリアの料理に比べて、あまりお店で食べられる機会がないと感じます…。
そんな中でも、シドニーでパブロバが食べられるお店を発見したので、先日行ってきました!City Extra Restaurantというサーキュラーキーにあるレストランです。オペラハウスの観光ついでに立ち寄れるので、アクセスが最高ですし、朝早くから夜遅くまで開いています。
ハンバーガー、ステーキ、パスタなどお食事系から、コーヒーやデザートまでメニューが豊富です。
広々とした店内ですが、かなり人気のお店なので、席に着くまで15分ほど待ちました。外や2階にも座席があり、外の席を希望したら、2階のテラス席に案内してもらえました。ちょうどハーバーブリッジや行き交うフェリーが見えて、絶景でした!本題に戻って、パブロバ($16)を注文です。入り口の看板に “Try our world famous Pavlova” (世界的に有名な私たちのパブロバを食べてみて)と書かれているくらいなので、かなりワクワクしていました。
待つこと数分、ついにパブロバとご対面です…!
ドーム型になっているメレンゲに、たっぷりの生クリーム、苺、バナナ、パッションフルーツがのっています!メレンゲの外はサクッと軽く、中はふわふわチューイーでマシュマロのような食感が最高でした。また、パッションフルーツの酸味がちょうど良くて、最後まで美味しくいただきました♪16ドルは少し高いと思うかもしれませんが、お皿に添えている手を見てみればわかるように、結構大きめサイズでした。一人でもペロッと食べてしまいましたが、何人かでシェアするのにもピッタリです!
作り方
パブロバが食べられるお店が少ないですが、材料が結構シンプルなので、自宅で作ることも多いです♪ColesやWoolworthsなどのオーストラリア大手スーパーでは、パブロバ用の焼いたメレンゲも売っていて、自分で生クリームとフルーツをトッピングするだけのものもあります。
私がよく家で作るレシピはこちらです↓
- ボウルに卵白2個を入れ、ハンドミキサーで軽く混ぜる
- 砂糖90gを2回に分けて入れて、さらに混ぜる
- ふわっとしてきたら、コーンスターチ小1/2、お酢小1/2、バニラオイル少々を加えてツヤのあるメレンゲにする
- クッキングシートを敷いた天板の上に、絞り袋に入れて出す
- 余熱ありのオーブン100度で90分焼く
- 焼きあがったら、オーブンの蓋を開けずにそのまま冷ます(一晩置いてもOK)
- ホイップクリームとフルーツをのせて完成
とは言っても、卵白だけが必要なので、残った卵黄の使い道に困ることが多いです。そんな中、スーパーでMeringue & Pavlova Powder Mix($4.5)という商品を見つけました。これは乾燥卵白のことで、日本でも製菓店やネットで購入ができますが、オーストラリアではスーパーで売っていますし、名前にPavlovaがついています笑。パブロバ好きなので、見つけたら試さずにはいられないと思い、早速購入してみました。箱の中には乾燥卵白が1袋入っていて、直径23cmのパブロバが1つ作れます。お砂糖も含まれているので、水を入れて混ぜるだけです。きめ細やかな乾燥卵白で、初めは本当にメレンゲができるのか心配でしたが、ホイッパーで混ぜていると、しっかりとツヤとコシがあるメレンゲになりました!後はいつもどおりにオーブンで低温で焼いていくと、綺麗にメレンゲの土台が完成しました!食べてみると、しっかりと外のサクサク感も中のふわふわ感もあって、乾燥卵白はかなり使える!と感激しました。余った卵黄に困ることもないですし、パッケージを開けなければ日持ちもするので、家にストックしておいて思い立ったらいつでもパブロバを作れるようにしています笑。
まとめ
シンプルですが、長年オーストラリアで親しまれているパブロバというスイーツをご紹介しました♪メレンゲ&生クリームの甘さと、爽やかなフルーツの組み合わせは、多くの人が好きになる味だと思います。マリトッツォなどクリームたっぷりのスイーツが日本で流行っているので、次はパブロバブームが起こることを期待しています!