12日間のニュージーランドひとり旅行の第4弾は、ウェリントン(Wellington)です。ウェリントンはニュージーランドの首都で、政府機関などが集まるため、そこまで観光地ではないかもしれません。ですが、Weta Workshopというロードオブザリングの小道具や特殊メイクを担っている会社を目当てに、1日だけ訪れました!
ウェリントン空港、空港からの移動
クライストチャーチからウェリントンは、飛行機で移動しました。飛行時間は1時間弱なので、あっという間です。空港に降り立つと、なんとロードオブザリングに登場するガンダルフと鷲のオブジェが飾られていました。私は映画ファンではなくて恐縮ですが、小さい頃にロードオブザリングとホビットを全て見て、その世界観に憧れていました。実は、ロードオブザリングもホビットもニュージーランドで撮影されていて、今回ニュージーランド旅行を決めた時は、映画に関連するところに訪れよう!とワクワクしていました。観光のために、まずは空港から市内へ移動です。タクシーも乗れますが、安いのと本数が多かったので、バスにしました。本当はSnapper(スナッパー)という交通系ICカードがありますが、1日だけの滞在で発行するのが面倒なので、現金で払いました。本当はゾーン(エリア)ごとに料金が定められているらしいですが、自分の行き先がどのゾーンに該当するかがわからなかったので、乗車時に運転手に行き先を告げ、言われた金額を払いました。空港⇄市内のバスには、スーツケース置き場やUSB充電が完備されて快適でした。
降車時は何もせずに降りるだけです!
市内中心部は、色んなお店があり結構都会でした。高層ビルも多かったです!
美味しいコーヒーを楽しむ
市内に着いたら、腹ごしらえをしました。オーストラリアと同じくカフェ文化が根付いているニュージーランドですが、ウェリントンのカフェはクオリティーが高いコーヒーで有名です。なので試さずにはいられないと思い、朝ごはんはカフェにしました。本当は、3種類のコーヒー飲み比べがあるHangarというカフェに行く予定でしたが、訪れた日は臨時休業でした。仕方なく付近を歩いていると、Lorettaという雰囲気が良さそうなお店を発見したので、入りました♪落ち着いた雰囲気の店内で、店員さんが優しく接客をしてくださいました。私はFlat White($6)とMushroom omlette +アボカドの追加トッピング($26)を注文です。Flat Whiteとは、オーストラリアで定番のエスプレッソにスチームミルクを注いだものですが、ニュージーランドでもメニューにありました!
エスプレッソの香りがとっても良く、濃厚なミルクも最高です。
オムレツは、薄めでしっかりめに焼かれていましたが、きのこと新鮮なルッコラのサラダがたっぷりと乗せてあってボリューム満点でした。パルメジャンチーズも入っているので、いい塩加減で素敵な朝ごはんになりました。
Weta Workshop
優雅な朝食を済ませた後は、ウェリントンにきた最大の目的であるWeta Workshop(ウェタワークショップ)に行きました。冒頭でも書きましたが、Wetaという会社がロードオブザリング&ホビットの小道具などを担当していて、その会社のスタジオであるWeta Workshopがウェリントンにあります。少し市内からは離れたところにあり、私はバスに乗りました。この時も運賃がいくらかわからなかったですが、運転手にWeta Workshopと伝えたらすぐにわかって下さいました。恐らく観光客がよく訪れる場所なので、運転手さんも慣れているのかなと思います。Weta Workshopは住宅地の中にひっそりと佇んでいるので、つい見逃してしまいそうなくらいです。ですが、入り口にはロードオブザリングに登場するキャラクターのオブジェが置かれていて、大きめなので目印にするといいです!Weta Workshopにはお店兼展示場があり、無料で入ることができます。規模は小さいですが、フィギュアや映画関連グッズが数多く販売されています。展示場では、実際に映画で使われた小道具や衣装が飾られていて、かなり近くまで行って見ることができました!Wetaはロードオブザリングとホビットで有名ですが、アバターの制作も担っています。ついこの前2作目が公開されて、再び多くの人に感動をもたらしましたね!小道具を見ると、細部までこだわって作られていて、このような努力があってからこそ、クオリティーの高い映画ができるのだと改めて感じました。ちなみに、Weta Workshopの隣には大きな倉庫があり、有料ツアーに参加すると、より多くの小道具などを見学をすることができます。
映画ファンにはうってつけです!
港を散歩
市内に戻ってきた後は、港周辺をお散歩しました。ちょうど日曜日だったので、Harbourside Marketが開催されていました。主に野菜が販売されていますが、少し食べ物の屋台も出ていました。あいにくの雨で、野菜がテントの中に入っていなく濡れていましたが、みなさん気にせず買っていました!
さすがは海外だなぁと思いました。
また、港沿いには大きなWellingtonの文字のオブジェもありました。天気が良ければのどかなハーバーを背景に、インスタ映え間違いなしのスポットです!
博物館
ハーバー周辺には、Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa (ニュージーランド国立博物館)もあります。さすがは国立と言うだけあり、規模が大きく展示はいくつものブースに分かれています。また、お土産やさんとレストランも備わっていて、一日中楽しめるほどです。
入場料が無料なので気軽に訪れることができます♪
様々な展示がある中で、戦争の歴史に関するコーナーでは、先ほどご紹介したWetaが展示品の一部を作っていて、リアルすぎました。また、ニュージーランドの自然や動物のコーナーも充実していて、自然豊かな国らしいと思いました。
ショッピング
少し時間が余ったので、街歩きです。有名ブランド店もありますが、Old Bank Arcadeは歴史を感じる建物の中にお店が入っていて、オシャレでした♪レトロな感じは、インスタ映えにもいいのではないでしょうか。また、Cuba Streetもお買い物にオススメです。歩行者天国になっているストリートの両端にズラーっとお店が並んでいます。洋服から雑貨までバラエティー豊かなので、思う存分ショッピングを楽しめました♪ロードオブザリングとホビットの小道具が見たく、Weta Workshopを目当てに訪れたウェリントンですが、美味しいコーヒー、港でのお散歩、博物館、ショッピングとやることが多すぎて駆け足の1日になりました笑。また来ることがあれば、Weta Workshopのツアーに参加して、もっと映画のことを知りたいです!