こんにちは、久々にブログに戻ってきました!次の行き先について、ご報告があります♪
協力隊になります!
タイトルとサムネに書きましたが、2023年度2次隊のJICA海外協力隊になりました!実はシドニーで働いている間に応募し、合格していました。
JICA海外協力隊とは、少し前まで青年海外協力隊と言われたもので、簡単に言うと2年間途上国に行ってボランティア活動をする制度です。電車の広告などで見たことがある方が多いのではないでしょうか?
私自身も電車の広告で初めて知り、国際系の高校に進学した際に協力隊について詳しく知りました。ずーっと興味を持っていて「いつかは協力隊になる!」と思っていましたが、個人的にシドニーでの仕事を終えた今がベストタイミングかと思い応募しました。
任地
私が2年間活動する場所は、コロンビアにあるカルタヘナ(Cartagena)です。
コロンビアというとコロンビアコーヒーは耳にしたことがあるかもしれませんが、あまり馴染みのない国かと思います。私も合格の通知にコロンビアという文字を見た時は、恥ずかしながら「アフリカかな?」と思ってしまったくらいです。
そんなコロンビアは南米にあり、スペイン語が話されています。私の行くカルタヘナはコロンビアの北側に位置し、年中暑い気候とのことです。海に面していて、船に乗って近くの島に行けばカリブ海の美しいビーチがあるそうです!
海好きの私にとって最高な場所です!
また、カルタヘナには歴史ある建物が残っているので、観光地としても有名です。ネット上で写真を見た限り、高層ビルが並んでいるエリアもあり、かなりインフラは整っている印象です。ですが、先輩方の報告書を読むと、カルタヘナ内でも地域によって貧富の差が激しいようなので、実際に行って自分の目で確かめたいと思います。
なぜ協力隊に?
主に3つの理由があります。
1. 国際協力の経験を積む
まずは、経験を積むためです。「途上国のために〇〇をする!」と言った感じではないので、自己中心的に聞こえてしまうかもしれません。ですが、これには理由があります。以前から国際的なことに興味があり、将来は国際機関で働いたり、自分で何か団体を立ち上げたりして、国際協力に携わっていきたいと思っています。
もちろん色んな国を旅するのも好きです!
ですが、途上国に長期間滞在したことがなく、ボランティア活動などの経験も少ない私は、国際協力の超初心者です。いくら志があっても初心者がいきなり成果を出す、ということは稀だと思います。また、国際機関で働くには経験や知識が必要となり、いきなりは難しいです。
大手企業の立派な社長さんも、最初は小さいお店からスタートすることが多いですよね。
ですが、協力隊は職種によりますが国際協力の経験がない人でも応募することができます。その上、2年間という比較的長い期間を現地の人と一緒に活動する経験を得られる制度です。また、日本では知名度が高い制度なので、協力隊後に次のステップを見つける際に、役立つ経歴でもあると思いました。
協力隊は「国際協力の登竜門」と呼んでいる人もいるくらいです。
合格したからには全力で挑みますが、何せ国際協力初心者なので、任地の2年間では何かを成し遂げることはできないかもしれません。ですが、その2年間は絶対に無駄にはせず、色々な失敗を含む経験を将来本格的に国際協力をする時に生かそう!という考えです。
2. 言語を習得する
オーストラリアで計3年ほど暮らしていたこともあり、英語がある程度できます。ですが更に国際的に活躍できる人になるためには、もう1言語習得したいと思いました。協力隊では、派遣前訓練というものがあり、2ヶ月ほど訓練所にて活動で使う言語を学べます。また、国によって期間は異なりますが、任国に到着した後に首都で1ヶ月ほど語学レッスンを受けることができます。
私はボゴタ(Bogotá)で2週間集中型のレッスンを受けます。
このように手厚いサポートがある上に2年間も現地で暮らすので、それなりに言語が習得できると思います。私はコロンビアなのでスペイン語をマスターしてきます!スペイン語はスペインを始め、中南米の多くの国で話されている言語なので、一度習得すれば様々な場所で使えて便利です。
3. 人脈を広げる
最後は人との出会いです。協力隊は一度に多くの同期隊員と派遣されますが、訓練所で一緒に共同生活をすることになります。協力隊の活動内容は多岐に渡り、本当に様々なバックグラウンドや知識を持った隊員と出会えます。
中には国際協力を本気で目指している人もいました!
色んな人と関わると自分の視野が広がりますし、似たような志を持った人とはお互いの情報共有をしたりモチベーションを保つのにピッタリです。何かボランティアをしよう!と思って1人でどこかの国に行くことはもちろんできますが、せっかくなので人脈が広がる協力隊にしました。
活動内容
私は環境教育という職種で合格しています。カルタヘナにある環境教育に力を入れている学校に配属され、子どもたちに対して環境問題啓発活動をすることになると思います。また、学校の給食残渣を使ったコンポストの導入も求められています。ですが、実際は現地に行ってからでないと詳しいことはわからないです。
募集当時と赴任時では、ニーズが変わっている場合も多いと聞きました。
今後のブログ
出発日が10月31日なので、それまでは準備や訓練所の様子についていくつか記事を書きたいと思っています。そしてコロンビア到着後は、日記のような感じで日々の出来事をできるだけ頻繁んに(めざせ毎日!)で書いていきたいと思います。
少しでも多くの方に、私の活動内容やコロンビアの文化について知っていただければ嬉しいです♪