オーストラリアの冷蔵クッキー生地で簡単お菓子作り!

最近日本では、ムーンライトクッキーの冷凍生地が販売されて話題になっていますが、オーストラリアでは、クッキー生地が以前から販売されています。今回は、そんな切って焼くだけのお手軽なクッキーを実際に作ってみました!

スーパーに売っているクッキー

日本のスーパーでは、多くの種類のクッキーがお菓子コーナーで販売されていますね。シンプルなものから抹茶フレーバーなど、種類が豊富にあると思います。オーストラリアでは日本よりも多くの種類のクッキーが、色んなコーナーで販売されています。

まずはお菓子コーナーです。色んな会社からクッキーが出ていますし、大手スーパー独自ブランドのものもあります。コールズのクッキーは箱入りで、400gも入っていて3.5ドルとリーズナブルな値段です。日本のものと比べると甘みが強いですが、サクサクで美味しいです! また、パック入りのクッキーが、パンコーナー付近で販売されています。種類が豊富で、どれも作り立てのものが多いです。1パック3ドルからですが、セールで2パック5ドルの時が多いです。

定番のチョコチップから、ジャムやココナッツフレークがのっているものなどがあります。消費期限が短いのが注意ですが、味はとてもいいので、個人的には箱入りよりパックの方が好きです。最後は、今回のメインであるクッキー生地です。 焼く前の生地が、複数の会社から販売されていて、冷蔵や冷凍コーナーにもあります。よく見かけるのが、Aunty Kath’s Cookie Doughです。Dough(ドーと発音)生地のことです!期間限定の味もあるようですが、私が買った時は、チョコチップかM&Mの2種類でした。1本4.8ドルとまずまずの値段です。

 

コールズでは冷蔵クッキー生地は、冷蔵ピザ生地やパン生地と一緒に並べられています。

クッキー紹介の写真は、全てコールズのものですが、もう1つの大手スーパーであるウールワースにも、同様の商品が同じような値段で売っています。

クッキー生地を焼いてみた

いざ、クッキー生地を焼いてみます!M&Mも捨てがたいところですが、定番のチョコチップにしました。持ってみると、結構ずっしりとしていて重たいです笑。作り方を見てみましょう。①袋から取り出す ②切る ③焼くの簡単3ステップです。

詳しく書きますと…

  • オーブンを160度〜180度に予熱する
  • 天板にクッキングシートを敷く
  • 生地を1cm(約30g)に切る
  • 間隔を開けて、生地を天板に並べる
  • チューイーなクッキーは8~10分、サクサクなクッキーは10~13分焼く
  • 2~3分待って完成! 

チューイーなクッキーと書きましたが、Chewyとスペルします。Chewは噛むと言う意味で、Chewyのぴったりな訳が難しいのですが、弾力や噛みごたえがあり、もぐもぐ食べる感じの食べ物に使われる表現です。

グミやキャラメルなどにぴったりの表現ですが、クッキーにも使われます。サクサクなクッキーの逆で、しっとりめな厚みのあるクッキーはChewyです。カントリーマームもchewy系のクッキーと言えます!

また、パッケージに「生で食べちゃダメ」と書いてあります。オーストラリアでは、生で食べられるクッキー生地を売っているお店もあるようで、この冷蔵生地も食べられると思う人がいるのだと予想します。YouTubeか何かで、この生地をそのままスプーンで食べている人を、見た気もしますが…お腹を壊す可能性大なので、マネはしないようにしましょう笑。早速、袋から生地を取り出してみました。ぴっちり入っているので、ハサミとナイフを駆使して、なんとか出せました。袋から出てきた生地に、なぜか既視感がある思ったら、お魚ソーセージにそっくりだと思いました笑。次にナイフで切っていきます。チョコチップのところが少し硬かったですが、結構スムーズに切れました。1cmと説明があったのに、厚めになってしまいましたが、焼けば大丈夫なはず!と自分に言い聞かせます笑。焼く前の生地はあまり香りがなくて、本当にクッキー?という感じでした。間隔を開けて並べて、いざオーブンにインです!何分か待っていると、徐々に膨らんできて、甘い香りがしてきました。説明どおり、10分ほどで周りがいい感じに茶色くなってきたので、取り出しました。きちんと焼いた結果、かなり膨らみました。ギリギリくっつかない程度で良かったですが…もっと間隔を開けて生地を天板に並べるべきでした笑。焼き立てはホロホロと柔らかいので、そっと取り出して粗熱を取ります。焼いた後に2~3分待つと言う説明書きに納得です。

そのまま天板に放置するのも、良かったかもしれません。

無事にできたクッキーは外はサクッと中はしっとりで、大粒のチョコチップのアクセントが絶妙でした!サブレのような優しいバターの風味もあり、イメージとしてはサブウェイのクッキーに似ていると思います。

既に丸い形のものを切っただけなので、綺麗な円のクッキーができました!結構しっかりと甘いので、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのが良さそうです。ちなみに、1回では全部が天板に乗り切らなかったので、第2ラウンドをしました。2回目は手で丸めて、厚みを出してみました。不器用なので、形がいびつなのは大目に見ていただければと思います笑。こちらも10分で、いい感じにドーム型に焼けました。1回目より厚みがあるので、中がchewyなクッキーができました!色んな食感が楽しめるので、焼き方を変えてみるのもオススメです。

大きさにバラつきがありますが、最終的には1本の生地15枚焼けました。冷めてからもしっかりと美味しかったです!

まとめ

冷凍クッキー生地は、3ステップで簡単に焼ける上に、満足のいくお味でした!焼き立てクッキーが食べたいけど作るのは面倒な時や、ホームパーティーで何か一品追加したい時などに便利だと思います。袋の開封前でしたら、冷蔵で長期間持つので、1つ買っておくのもいいかもしれません♪