外食が高すぎるオーストラリアでは自炊が欠かせませんが、家では慣れている日本食を作りたいものです。こちらに来る前は、日本の食材がどれくらい買えるのか心配でしたが、意外と手に入ることがわかりました!今回は朝昼晩3食の日本食を作ったので、メニューとともに、材料の調達について説明していきます♪
シドニーで安くて美味しいお店はこちら↓
朝ごはん
まずは朝ごはんから。ほうれん草のおひたし、お味噌汁、納豆、白米、卵焼き、にんじんしりしりです。
普段はこんな品数は多くないです。
ほうれん草のおひたし
オーストラリアでほうれん草と言ったら、Silverbeetという野菜があります。味はおいしいですが、葉っぱは分厚いですし、茎もかなりガッチリした感じで、心の中で「ゴツイほうれん草」と呼んでいます笑。
日本のような繊細なほうれん草が食べたい時は、Baby Spinachをスーパーで買います。
そのまま生でサラダに混ぜても良いですし、茹でておひたしにしても美味しいです。ただ、一枚一枚が小さめなので、茹でるとかなり少量になります笑。
納豆
納豆は、オーストラリアの大手スーパーColesやWoolworthsでは見かけませんが、多くのアジア系のスーパーで売っています。日本と比べるとお値段は少し高くなってしまいますが、日本で売っているものがそのまま手に入ります。どうやって輸入しているのだろうと思いましたが、実は全て冷凍で販売されています!朝に食べる時は、前日の夜に冷蔵庫に入れておけばOKです。冷凍なので販売時の賞味期限がとっても長く、アジア系のスーパーに寄る時はとりあえず買っておいて、冷凍庫にストックしておいています。
個人的には納豆を冷凍のまま食べるのも好きです。暑い夏にはぴったりですよ!
お味噌汁
朝から作るのは面倒なので、インスタント味噌汁を購入です笑。お味噌もインスタント味噌汁も、ColesやWoolworthsのアジア食品コーナーで売っています。
ほんだしは、アジア系のスーパーに行かないと見かけません…
お米
1日の朝は、白米がないと始まりません。パンもシリアルも美味しいのですが、食べた感がなく、燃費が悪い私はすぐにお腹が空いてしまいます笑。海外のお米はパサパサだったり、味そのものが美味しくなかったりしますが、SunRiceという会社が出しているMedium Grainというお米は結構いけます。日本のお米と比較すると、若干パサパサかもしれませんが、許容範囲ですし、SunRiceはリーズナブルです。ColesやWoolworthsで買えて5kgで$16ですが、定期的に半額になるときを狙って、$8で買っています。
毎日お米が食べたい私は、質もですが量も大切なので、SunRiceにお世話になっています。
卵焼き、にんじんしりしり
卵焼きや、にんじんしりしりの味付けに使うような調味料(醤油、みりん)は、オーストラリアのスーパーで手に入ります!ちなみに料理酒も買えます♪
卵焼きを作る四角いフライパンは、シドニーのアジア系のお店では見かけましたが、アデレードでは見かけなかったです…。全然丸いフライパンでもいけますが、こだわる方は日本から持ってくるべきでしょうか笑。
お昼ごはん
焼きそば
お昼はささっと麺類で済ませるのが1番!ということで、焼きそばです。
ホッケンミー
日本では焼きそばの麺を買いますし、アジア系スーパーでは買えなくもないのですが、よく代用品としてこちらのスーパーで買うのが、ホッケンミーという麺です。中国でできた麺ですが、シンガポール、マレーシア、タイなどアジアの色んな国で食べられています。麺がもちもち太めなので焼きそばにぴったりですし、450g入って$2というコスパも素晴らしいです。袋から出した後は、お湯をかけるかレンジで1分ほど温めて、ほぐしてから調理します。
豚バラ
オーストラリアのスーパーには、基本的に薄切りのお肉はありません。塊か、ステーキ用になっているか、あるとしてもサイコロ状くらいです。そんな中でなぜか唯一豚バラは売っています!こちらに来て薄切り肉を見つけた時は喜びましたが、実はこの豚バラ肉には少し問題があります…。まずはお値段です。350gで$9なので高めですし、これより小さいパックが売っていません。アジア系スーパーの薄切り肉の方が安いので、近くにある場合はそちらで買うと良いかもしれません。
また、写真をみてわかるかもしれませんが、脂が多いです!調理をする時は、小鍋で茹でて脂を落としたり、炒めている最中にキッチンペーパーで脂を拭き取る作業が必要です…。ですが、オーストラリアのスーパーで薄切り肉が手に入るのは素晴らしいので、もっと色んな種類が販売されればと思います。
焼きそばソース
肝心の焼きそばソースは、アジア系のスーパーで売っているところもあります。ですが、ほぼ焼きそばにしか用途がないソースを買うのはもったいないので、他の調味料で代用しています。ネットで色々レシピがありますが、個人的には醤油、酒、ウスターソース、オイスターソースを全部同じ量混ぜて、塩胡椒で味を整えています!
ウスターソースやオイスターソースはColesやWoolworthsで買えます。
ちなみに、焼きそばに欠かせないピーマンって、英語でなんと呼ぶかご存知ですか?
夜ごはん
夜はポテトサラダ、鮭の照り焼き、インゲンの胡麻和え、玄米ご飯、かきたま汁、プチトマトです。
ポテトサラダ
あまりお惣菜類が売っていないオーストラリアのスーパーですが、サラダ系は販売されていて、ポテサラもあります。ですが、日本のと比べてしまうと味はイマイチなので、たまに(気力がある時だけ)手作りします。材料はほぼ問題なく、オーストラリアのスーパーで手に入りますが、1つ問題がキュウリです。こちらのスーパーでは、色んな種類のキュウリが売られています。Green CucumberやContinental Cucumber、Lebanese Cucumberなどがありますが、どれも日本のキュウリより大きく、歯応えがイマイチです…。そんな中で私がよく食べるのが、Baby Cucumbersです。小ぶりなパック入りのキュウリは食べやすいですし、歯応えも良いです!
青臭さが控えめなので、キュウリが苦手な人でも食べられそうです。
ポテサラに欠かせないマヨネーズですが、キューピーマヨはこちらのスーパーでも全然買えます!キューピーの知名度は海外でも高く、海外の料理系インフルエンサーが、キューピーマヨを使ったレシピを紹介しているのを見るほどです。
鮭の照り焼き
メインのおかずは、鮭の照り焼きです。タスマニア産の鮭はほどよく脂がのっていて、美味しいです!日本の鮭の切り身と比べると、大ぶりなものが売られています。2切れで$11でした。焼き魚と言ったら、アジの開き、ホッケ、銀だらなどなど食べたくなりますが、こちらのスーパーでは売っていません。日本と比べて魚コーナーが小さく、買えるものと言ったらエビ、イカ、鮭くらいです笑。
アジはSydney Fish Marketで見かけました!
インゲンの胡麻和え
お味噌もインゲンも手軽に買えますが、問題は胡麻です。こちらのスーパーに胡麻は売っているものの、見かけるのは生の白ごまくらいです。いりごまやすりごまは売っていないので、自分で必要に応じて炒ったり擦ったりします。少し手間がかかりますが、胡麻のいい香りを楽しみながら炒るのは意外と楽しいです笑。
玄米
パッと見ると炊き込みご飯に見えますが、主食は玄米にしました笑。白米と同じくSunRiceのもので、玄米に関しては日本で手に入るものと変わらないクオリティーです。
まとめ
一日中日本食を自炊してみましたが、いかがだったでしょうか。意外とほとんどの材料がオーストラリアのスーパーで手に入るので、気軽に日本食を作ることができます。安心感のある味を自分で楽しむのはもちろん、地元の友達などに振るまってみても良いのではないでしょうか?