シドニーで初めてのロックダウン体験

シドニー生活が早くも4ヶ月目に突入しました!以前、シドニーのコロナ状況について、「ほぼいつも通りの生活が戻っている!」なんて書きましたが、6月下旬からなんとロックダウンが始まってしまいました…笑。日本では緊急事態宣言はありますが、ロックダウンはないので、初めての体験について書いていきます!

過去記事はこちらから↓

シドニーのコロナ状況
ワクチンが徐々に普及してきましたが、コロナはまだまだ私たちの生活に影響していますね。今回はシドニーの...

ロックダウンの始まり

以前の記事で書いたように、シドニーを含め、オーストラリア全体ではコロナ状況は結構落ち着いてきていました。もちろんコロナが始まった時は感染者が多く、ロックダウンもありましたが、政府の規制が厳しい分、おさまるのが早かったです。

3月に来た時は、公共交通機関などでマスクが必要なくらいで、自由にお買い物やお出かけを楽しめました。パブもカラオケもクラブも開いていて、最高な生活が3ヶ月ほど続きました。その間、感染者がゼロの日が続き、少し出たとしても感染経路がしっかり追えていて、それ以上広まることはなかったです。

外出してもコロナ感染の恐れがあまりなく、安心感が続きました。

しかし、6月下旬に少し感染者が出始め、変異種と言うこともあっていつもより多くのケースが出てしまいました。広まりを抑えるために、政府は6月26日から2週間のロックダウンを開始しました。7月9日に終わる予定でしたが、状況が良くならないので、1週間延長で7月16日までとなっています。

久しぶりのロックダウンで、さぞかし状況が悪化しているのかと思われますが、感染者数は日本と比べるとかなり少ないです。シドニーでの1日の感染者は多くて30人ほどですので、そこまで恐れる必要はないのかなと感じます。ただ、何も対策がなくて、感染者数が3桁、4桁、となっても困るので、ロックダウンの対応は良かったかなと思います。

政府は経済のダメージを少なくするために、ロックダウンをできるだけ早く終わらせようとしていますが、もう1週間くらい延びるのではないか…と個人的に思っています。また、終わったとしても、マスク着用や飲食店の人数制限など、規制はしばらく残ります。

ロックダウンの生活はどんな感じ?

初めてのロックダウンと言うことで、「どうすれば、何をすれば…」と最初は戸惑いましたが、落ち着いて規制に従えば良かったです笑。

原則ステイホームですが、①必要な食料品を買う ②病院に行く ③外で運動をする ④在宅では難しい仕事をする時は外出が可能です。

②の病院はコロナのワクチン接種も含まれます。必要な外出をする時は、特に許可証などはいらないです。私は週1回程度のお買い物にとどめ、どうしても出勤する必要がある時は出勤する、と言った感じです。

また、マスクの着用&チェックインが厳しくなりました。屋外では大丈夫ですが、スーパーや職場など屋内ではマスクの着用が必要です。スーパーや駅の入り口では、マスクが配られているところもありました。

以前の記事に書いた、Service NSWアプリを使ってのチェックインも、重要視されています。普段はスーパーではチェックインをしない人が多かったですが、ロックダウン中はお店の入り口に係員がいて、全員がきちんとチェックインをしているか、確認していました。

意外とお店が開いてる

ロックダウンが始まり、感じたことは「意外とお店開いてる!」でした。スーパー、ドラックストアなどが開いているのはわかりますが、一部のカフェ、レストラン、アパレル、コンビニ、酒屋も開いています。カフェ&レストランに関しては、テイクアウェイやUber Eatsなどの配達はしていいルールなので、開いているところが多かったです。また、アパレルがやっているのが驚きでした。外からお店を見たところ、全然お客さんがいなかったので、開ける価値があるのかは謎でしたが…。

お店がやっているからか、想像していたより、街中に人がいました。皆さん出来る限り外出は控えているはずですが、カフェの前でコーヒー片手に、マスクなしでお話ししている人も見かけてしまいました。日本で何回も緊急事態宣言が出て、効力が薄くなっているのと同じく、皆さん悪い意味でロックダウン慣れをしてしまっているのかなと思いました。

規則を守っていない人は警察から罰金を取られますが、そこまで街中の警察の目が厳しいとも思いません…。

トイレットペーパーがない!?

地元の人は初めてのロックダウンでないのに、今回も買い占めがありました。トイレットペーパー、ティッシュ、オートミールやパスタ、お菓子、冷凍食品などが結構品薄になっていました。

特にトイレットペーパーは酷かったです。

f:id:Skye3:20210708074100j:plainこう言った買い占めを英語ではPanic Buyingと言うようです。私はロックダウン前にトイレットペーパーを買ったばかりだったので、しばらくは持つかと思いましたが、案の定すぐ店頭にまた並び始めました。在庫が足りないわけでなく、ただ陳列が追いついていないだけです笑。

その他の食料も何日か待てば、元どおりの陳列だったので、特に食料調達で困ることはなかったです。必要な分を必要なだけ買うように、と改めて感じました。

まとめ

初めてのロックダウンは最初は戸惑いましたが、感染者は2桁とそこまで多くないので、落ち着いて行動するのが大切だと思いました。意外にもお店がたくさん開いていて、誘惑が多いですが、必要最低限の外出のみして、早くロックダウンが終わるのを願うばかりです…!

 

 

 

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