シドニーのコロナ状況

ワクチンが徐々に普及してきましたが、コロナはまだまだ私たちの生活に影響していますね。今回はシドニーのコロナ事情について書きます!規則や状況は日々変わっていくので、情報がすぐに古くなってしまうかもしれませんが…コロナ前と比べて街中で変わったことをご紹介します。

ほぼ陽性者なし

日本では、未だ陽性者の数はあまり減っていないですよね。オーストラリアではかなり厳しい国境管理や街中のルールがあり、陽性者数を抑えられています。最近では陽性者が出ても、海外から来た人が滞在する隔離ホテル関連が殆どです。隔離ホテルの警備員や、隔離をしている人から陽性がたまに出ますが、市中に広まることは少ないです。

町には活気が戻りつつあり、ワクチンが一般の人に広まれば、より元の生活に近くと思います。

町中の様子

殆どコロナが出ないシドニーですが、もちろん町中ではコロナ予防を促すサインをよく見ます。お店のトイレにきちんと手を洗うように書かれていたり、お店の入り口には目立つように消毒液が置かれていたりします。

駅のベンチにも、ソーシャルディスタンスのマークが!

変わったことで驚いたのが、信号機のボタンです。オーストラリアで横断歩道を渡りたい時は、各信号機についているボタンを押さないと、信号が青になってくれません。 ですが、不特定多数の人が毎日のように触るボタンですので、感染源になる可能性が高いですね。そこで、街の中心部の限られた信号機のみではありますが… このようにボタンにカバーがかかっていて、ボタンを押さなくても自動で信号が変わるようになりました!コロナ禍にオーストラリアに来ることが決まった時、真っ先に不安に思ったのがこのボタンで、「押したくないなー」と思っていました笑。

大きな懸念の1つだったので、きちんと解消されていて安心でした。

PCR検査は予約なし無料

PCR検査体制も充実しています。オーストラリアってお店が休日にしまったり、日本より営業時間が短かったりします。そんなオーストラリアでも毎日開いているPCRセンターがあり、少しでも気になる症状があれば気軽に受けられます。

無料ですし、予約なしで受けることができます。私も隔離開けに自分で検査をうけるように言われたので、検査場のうちの1つに行きました。受付ではIDの提示を求められ、何も持ってきていなかったのですが、幸い事前に携帯で撮っていたパスポートの写真を見せたら大丈夫でした。

その他に住所、電話番号、オーストラリア内で他に連絡が取れる人の連絡先も聞かれました。一人でこちらに来て他の人の連絡先がなかったので焦りましたが、まだ来たばかりで誰の連絡先も分からないことを説明したら大丈夫でした。

検査結果も1-2日で来るようです。私の場合は午前中に受けたら夜遅くに結果がわかりました。

スピード感があるのもいいですね!

マスクの着用ルール

マスクの着用ルールは、日々変わっています。少し前は屋内ではマスク着用義務がありましたが、今では公共交通機関以外はなしで大丈夫になったり、コロコロ変わります。町でつけている人は少なく、つけている方が珍しいです。公共交通機関でもつけてない人がちらほらいますし、マスクを顎にかけている人も多いです。

久々にマスクなしで外を歩いてみたら、すごく不思議な感じがしました。日本ではずっとマスク生活だったので、逆にマスクをしていない方が違和感や罪悪感がありました笑。

ですが、やっぱり空気を思いっきり吸えて、嬉しくも感じます。

便利なアプリ

日本でもありますが、シドニーがあるニューサースウェールズ州の、便利なアプリをご紹介します。Service NSWというアプリです。このアプリ内にコロナチェックイン機能があります。

色んなお店の入り口にQRコードが掲示してあるので、アプリ内のカメラで読み込み、チェックインします。お店から出る時はQRコードは必要なく、アプリ上で退店時間を自分で登録する感じです。

もし陽性者が出て、その人と同じ時間帯に同じお店にいたらすぐわかるので便利です。ですが利用の度合いはお店によります。一人一人きちんと読み取っているか確認するお店もありますし、私が読み取りに手こずって時間がかかっていると、入り口にいた店員が「登録しなくていいよ」と言ってくるお店もありました。

ここ何ヶ月かコロナの状況がすごく落ち着いてきているので、若干の緩みがあるのかなと思います。でも私は、極力アプリを使ってチェックインを続けたいです。

オーストラリアでは陽性者が出たらテレビのニュースなどで、その人が「何月何日何時にこのレストランにいました」。のような情報が出ます。個人情報ではありますが、さらなる感染者を出さないためにはいいのではないかなと思います。

まとめ

最近のオーストラリアでは殆どコロナ感染者がいなく、やっぱり安心感がとてもあります。もちろんこれからもソーシャルディスタンスを保ち、手洗いはきちんとしますが、外食や旅行もして少しでも経済に貢献できればと思います!