今日は同じく3年生ですが、いつもと違う先生のクラスを見学しました。
やっぱり先生によって違う
初めて見学する先生でしたが、やっぱり色々と違いました。今日の先生は板書がわかりやすく、生徒が問題をきちんと理解して解いていました。生徒の私語が多かったですが、先生が話せば聞くのでメリハリがついているクラスでした。
昨日の先生は、読み書きができない生徒に「親が面倒見てくれなかったのね」と言っていましたが、今日の先生は一人ずつ音読をさせて、苦手な子には丁寧に教えている感じです。
出番!のはずなのに…
このクラスの時間割では、毎週水曜日に自然や環境教育の授業があります。ちょうどその日に環境教育隊員の私が見学に来たと言うことで、先生が少し期待しているようでした。今日は、校庭の植物や動物を観察して、ノートに書くアクティビティでした。先生が突然「じゃあクラスの半分はボランティアと、もう半分は私と観察しに行きましょう」と言い出し、急遽生徒を引き連れることに…。
任されるのは嬉しいですが、先生はできて当たり前と思っていたようです。
とりあえず外に出て、鳥の鳴き声を聞いたり木を観察しましたが、生徒は飽きている模様。先生は生徒たちを適宜集めて、植物の解説をしていました。例えば、写真に載っているマンゴーです。熱帯のカルタヘナでは、食べ放題なくらい日常的にある果物ですが、生徒はどのような花が咲くのか知らないようでした。そこで先生は詳しく説明をし、生徒が「なるほどー!」と興味を持っていました。私も何かできれば良かったですが、難しいです。派遣前に大根、玉ねぎ、長ネギ、ナスなどについて学びましたが、南国の植物はまた違います。また、スペイン語で説明するとなると、別次元の難しさです。教室に戻ってきた時に、先生が「何か生徒に伝えることある?」と聞かれたのですが、何も思い浮かばず、先生が「また次の機会にね」と言ってくださったのに全力で首を縦に振りました。環境教育隊員なのに、せっかく環境教育っぽいことができるチャンスだったのに、何もできなく恥ずかしいですし悔しいです。
とりあえず、時間を作って校庭にある植物の基礎情報は頭に叩き込もうと思います。先生は「毎週水曜日に環境教育やるから、おいでよ」と言ってくださったので、お世話になろうと思います。来週何かできるようになるとは思いませんし、迷惑をかけて申し訳ないですが、生徒と一緒に学ばせていただきます。
明日明後日は環境教育に関する会議に参加します。