行事盛りだくさんな1日でした。
創立記念日
本日2月26日は重要な日です。まずは、私の活動先の学校の創立記念日です。21年目を迎え、午前中に来賓の方をお呼びして大規模なセレモニーがありました。朝から先生方で会場の飾り付けをしていて、私は椅子を並べたり飾りを運ぶのをお手伝いしました。各教室では、お菓子やケーキを食べていました。学校に向けてハッピーバースデーの曲を歌う生徒もいました。その後はセレモニーが始まる前に、殆どの生徒が帰宅しました。知らなかったのですが、セレモニーは来賓、先生方、一部の保護者とその生徒のみの出席でした。一部の保護者&生徒はどのように決められたか分からなかったですが、恐らくPTAのような役割をしている保護者&生徒だと思います。セレモニーの開始は、ダンスから始まりました。よく見ると、衣装がリサイクルの素材でできています。ペットボトルキャップ、空き缶、ダンボール、ペーパービーズなど様々なものを使って、本格的です!他にも、紙袋でできたドレスを着た生徒も現れました。来賓の方は一緒に記念写真を撮っていました。セレモニー中は、校長先生、元校長先生、来賓の方から挨拶がありました。校長先生は軽くですがJICA協力隊のことや私のことについても紹介してくださり、他の方々に知っていただくいい機会になりました。他にも、新校舎建設プロジェクトの発表がありました。実は幼児部の生徒数が多くて教室が足りておらず、隣の学校にお金を払って借りています。教室不足を解消すべく新校舎を建てるのですが、環境教育に力を入れている学校ということで、リサイクルのプラスチック素材を使って建設するらしいです。
来賓の方と先生方で、校内の建設予定場所を見に行きました。私の任期中に完成するようなので、楽しみです!
その後は、残った先生方でゆるーくケーキを食べたり、爆音楽をかけて踊ったりした後、ゆるーく解散しました笑。午後には午後の生徒の式典があるようですが、私は他の集まりに参加することに。
カルタヘナ市環境教育の日
2月26日は学校の創立記念日だけではありません。カルタヘナ市の環境教育の日でもあります。1月26日は世界環境教育の日となっていますが、2月26日はカルタヘナ市特有の日です。
世界環境教育の日については、こちらの日記に書いてあります↓
午後からはCIDEAのメンバーが参加する外部の集まりがありました。環境教育の日にちなんだもので、パネルディスカッションが主な内容です。節水、持続可能な社会など色んなトピックがありました。中でも環境教育については、「学校だけではなく家庭での環境教育も大切だ」という意見がありました。確かにそうだと思いましたが、でもどうやって行うのか疑問にも思いました。日本では結構親がしつけている感じですが、コロンビアは私が知っている限り「規律などは学校が教えるもの」と思っている人が多い印象です。
またとある配属先の先生が、「学校で教えても、学校に入る前に親から環境に良くない習慣を学んでしまっていて、それが身についているから、既に手遅れ」と言っていました。学校か家庭か、2択ではなく、学校でも家庭でも、そして社会全体でも色んな方向から環境教育ができれば理想だと思います。ですが、方法を探っていく必要がありますし、時間がかかりそうです。色んな方とお会いできたのも、環境教育の難しさを再認識するのにもいい機会になりました。
明日から4日間ボゴタ出張です。楽しみすぎて寝れる気がしません。