2月29日(木)の日記です。ホテルの会議室で様々なプログラムがありました。
隊員同士の交流
自己紹介、アイスブレーキング
コロンビアには現在22人の隊員がいます。ですが、同じ地域に配属されている隊員を除き、普段の関わりは基本的にないです。今回の出張では、全員が自己紹介したり交流を深める時間があり、貴重な機会でした。
出身地や趣味が同じ人、職種は違うけど似たような課題を持っている人など、色んな繋がりがわかりました。今後は個別に連絡を取るなど、やり取りを続けていけたらと思います。
分科会
職種ごとに別れて、ざっくばらんにお話しする時間もありました。コロンビアの環境教育隊員は現在私含めて3人います。そのうちの1人が既に1年活動されている先輩で、学校での活動なので内容が私と似ていることがありました。
生徒との接し方やワークショップのアイデアなど、色んなことを質問しましたが、全部的確に答えてくださりました。本当に勉強になりましたし、他の地域の環境教育隊員とコラボするのも面白そうなので、これからも繋がりを大切にしていきたいです。
新校長先生到着
国やその時によって異なるのですが、今回の出張では全ての隊員のカウンターパートも途中から1泊2日で参加しました。私のカウンターパートは新校長先生で、業務で多忙なところ来てくださりました。校長先生という立場が上の方と未だ不自由なスペイン語でコミュニケーションを取るのは、緊張でしかないですが、頑張りました。
新校長先生と活動について話す
その後はマンダラチャートについて学ぶ機会がありました。マンダラチャートは訓練所でも少し習ったのですが、目標に対して行うべきことを洗い出すための表です。説明下手なので、詳しくはネットで調べてみてください…。
日記で書きたいのはチャート自体ではなく、作業についてです。実際に表を使ってカウンターパートと活動に関する目標を立る時間がありました。新校長先生とは普段学校で挨拶はするのですが、その程度のみです。
活動について話したことは一度もありませんでした。
なので、今回初めて時間を取って話をすることができ、ありがたかったです。今までは校内菜園の活動しかしていませんが、マンダラチャートの作業をする際に、新校長先生がもう一つの活動のアイデアを話してくださりました。
初耳だったのですが、「環境教育を通じて、日本のしつけや規律を教える」と言った内容のプロジェクトでした。コロンビアの子供達は日本の子供達と比べて、落ち着きがなかったり、すぐに諦めちゃったり、他の人の話を聞くより自分のアピールが大切だったり、という印象があります。
個人的には文化の違いだから仕方がないし、逆にそういった生徒と関わるのはやりがいがあるのでは?と思いますが、校長先生は日本の規律を生徒に学んで欲しいようです。環境教育はもちろんですが、文化交流なども大切な活動の一部です。今後どのようにプロジェクトが具体化するか分かりませんが、全力で行っていければと思います。
着任式・報告会
夕方からは、2月に到着した新しい隊員の着任式と活動を1年間した先輩の報告会がありました。着任式は3ヶ月前の自分を思い出して、懐かしく思いました。当時はカウンターパートの発表内容が全然わかりませんでしたが、今はある程度聞き取れるようになりました。
私の着任式の日記はこちら↓
また、活動内容も充実していました。焦りは禁物ですが、私も活動先の学校や地域で幅広い活動ができればいいかなと思いました。
明日は任地カルタヘナに戻ります。