活動日記119:コロンビアで餃子作りに挑んだ結果がこちら。

 

かぼちゃ

出張の疲れを取るために、一歩も外に出なかったです。

6班と再会

朝からオンラインで集まりがありました。協力隊の駒ヶ根訓練所で同じ生活班だった6班の皆んなとです。訓練所が終わった後〜出発前の期間で東京で集まったりしたのですが、派遣されて以来初めての集まりでした。

世界中に散らばっていますが、みんな元気そうで良かったです。田舎すぎてGoogleマップが使えないい隊員、カーニバルに派手な衣装で参加した隊員、家の蛇口から一回も水が出たことない隊員など、色んな状況の隊員がいますが、みんなの顔が見れて嬉しくなりました!

餃子作り

私の好きな食べ物は、かぼちゃです。一生変わることがないでしょう。ですが、もう一つ私には欠かせない食べ物があります。それは…餃子です。ニラとニンニクたっぷりの餃子が好きで、小さい頃から家で食べる餃子が大好きでした。

海外で手に入る食材が違うので、餃子作りは難航することが多いと思いますが、諦めるわけにはいきません。今週の首都ボゴタ出張である程度の材料が揃ったので、コロンビアで初餃子作りに挑んでみました。

シドニーで餃子を作った記事はこちら↓

オーストラリアで餃子を手作り!意外と材料は手に入ります
大好きな餃子を初めてオーストラリアで作ったので、体験談を書いていきます笑!意外と材料が地元のスーパーで揃ったのが、驚きでした!

ニラがない!

コロンビアに来て最大の難関は、ニラです。どうやらコロンビアにはニラがないようです。ニラは餃子作りに欠かせないので困りましたが、ネットで調べるとネギ類で代用可能とのことでした。なので、今回は小ネギと玉ねぎを混ぜてみました。

ひき肉、ニンニク、生姜、キャベツなどその他の材料は割と揃います。本当はキャベツではなく白菜を使いたいのですが、白菜はコロンビアに無いようなので妥協です。調味料系です。ごま油、ラー油、醤油は首都ボゴタのアジアスーパーで購入しました。任地カルタヘナにはアジアスーパーがないので、首都で爆買いです。お酢は地元のスーパーで普通に売っています。

ボゴタでの購入品はこちらの日記に書いています↓

活動日記116:実技が多くて疲れましたが、その後心が満たされました。
事前に「動きやすい服装で来るように」と言われていましたが、担架なしで患者を安全な場所に運ぶ練習はかなり体力が必要でした。
かぼちゃ

唐辛子入りのラー油が好きですが、なかったので唐辛子なしで妥協です。

初めての皮づくり

餃子の皮はボゴタなどのアジアスーパーで売っています。今回のボゴタ出張で買って、保冷バックに入れて帰ろうかと悩みましたが、自分で作ることにしました。ネットで小麦粉と水だけで作れるレシピを見つけ試してみましたが、結構上手に作れました。皮を伸ばす際に麺棒がホームステイ先になかったので、水筒を使いました。何でもアイデア次第でなんとかなるのですね。毎日暑いカルタヘナで皮を伸ばして包んで、という作業を繰り返していたら、汗だくになりましたし、腕が痛かったです。

かぼちゃ

それでも餃子が食べたいです!!!

お味はいかに?

結構美味しくできました!皮もちもちで具材にニンニクが効いていて、「久しぶりの味だ!」という感じです。また、焼く際にごま油の香りが懐かしくて感動しました。ですが、正直言いますとニラが欲しいです。やっぱりあのニラくささがあってからこそ、餃子だと思います。家の餃子が好きですが、ボゴタやメデジンなどの大都市では日本の冷凍餃子が売っているので、今度は冷凍餃子を食べに訪れようかなと考えてしまいました。

ママの反応

たくさん作ったので、ホストマザーにもお裾分けしました。その感想をご紹介します。

小さい!

包んでいるときに、「小さくない?」といってきました。コロンビアにもEmpanadaという餃子のような具材を皮で包んだ料理があるのですが、結構大きいです。写真があまりなくサイズ感が伝わらないと思いますが、1番右の料理です。empanadaはお店によりますが、日本の餃子と比べると大きく、朝ごはんや軽食に1つや2つ食べる感じです。なので、日本の餃子はすごく小さく見えたようです。

生姜は辛い

材料を見ていると、「日本のempanadaは辛いの?」と聞いてきました。唐辛子などなかったので、「なんで辛い?」と聞くと、「だって生姜があるから」とのこと。

小さい頃は生姜が辛いと思ったかもしれませんが、大人になってから意識したことがなかったです。辛い食材と言えば、唐辛子、わさび、からしなどで、生姜が辛さを加える食材として考えていなかったので、驚きでした。

ちなみに、コロンビアでは辛い食べ物がほとんどないです。辛いもの好きな私にとっては物足りなさを感じる時がありますが、素材を生かした味付けが多くて食べやすくはあります。

揚げないの?

水を入れて蒸している時に、「油は入れないの?揚げないの?」という反応でした。empanadaは揚げ物なので、日本でも揚げるのがスタンダードだと思ったようです。

「少しごま油を敷いて、途中で水を入れて調理するよ」と説明すると、驚きのようでした。

一口目はソースなしで

出来上がったので食べてもらうと、最初はソースなしで食べました。empanadaにソースをつけることがありますが、empanada自体にしっかり味がついていることが多く、ソースはあってもなくても大丈夫です。

ですが、日本の餃子は基本的に醤油などをつけて食べますよね。何もつけずに食べているのを見て、慌てて「このソースをつけるんだよ!」と醤油&お酢を差し出しました。ラー油はあったのですが、辛いものは得意ではないようなので、やめておきました。

自分自身の餃子が食べたい!という欲求で作りましたが、料理をしながら色んな文化の違いが見れていい機会になりました!

かぼちゃ

明日は少しお出かけしようかなと思います。