活動日記123:いくら良いアイデアでも賛同が得られないと意味がないです。

 

かぼちゃ
かぼちゃ

やること盛りだくさんの1日です。

授業見学

朝6時半から学校に行き、10時まで授業見学をしました。水曜日は理科や環境教育の授業があるからです。今日の内容は生き物の基礎でした。生き物とは?というところから始まり、カルタヘナにはどんな生き物がいるか考えました。

小学部だけかもしれませんが、先生だけが教科書を持っていて、生徒は板書するのみです。今日も先生の説明や板書がメインになっていました。飽きたり寝ている生徒が多かった印象です。視覚情報を入れたり、グループワークをしたり、校庭に出て生き物を観察できればいいのでは?と思いますが、きっと色んな事情があって難しいのでしょう。

そういえば以前校庭の一角に亀がいました。ですが、1月に校長先生が変わるタイミングで亀は校外のどこかに寄付したようです。校長先生曰く、「校庭にいるのは動物愛護に反している」とのことらしいです。ですが、生徒が気軽に動物に触れ合える環境も大切だと思います…。

かぼちゃ
かぼちゃ

何事もバランスを取るのは難しいですね。

事務作業のお手伝い

10時に見学を切り上げた理由は、昨日校長先生から「明日10時から新プロジェクトの打ち合わせをしよう」と言われたからです。ワクワクして校長室に行くと、「こっちおいで」と言われ、他の教室に移りました。

すると、何やら行事の準備がありました。カルタヘナ市が企画しているプロジェクトで、経済的に恵まれない生徒を対象に、文房具セットの配布をするものでした。私は何をしたかというと、文房具セットが入っている段ボールをひたすら開け、生徒たちに手渡しする先生が取りやすいように、机に並べる作業でした。「新プロジェクトの打ち合わせではなく、人手不足の補いか!」と思い残念でしたが、とりあえず全力でやりました。

サンゴ礁プロジェクトについて

労働が終わった後、再び新プロジェクトについて話すために校長室に向かうと、「中に入って!」と言われました。遂に話せる!と思いきや、他のプロジェクトについての会議でした。

かぼちゃ
かぼちゃ

結局今日は新プロジェクトについて話せませんでした。

概要

ともあれ、会議はサンゴ礁プロジェクトについてです。他の都市のサンタマルタにある大学とカルタヘナにある大学の教授が企画したもので、活動先の学校は環境教育に力を入れていることから、プロジェクトの提案をされました。

サンゴ礁に関する自然環境や持続可能性について生徒たちに学んでもらう、というものです。大学での座学とカルタヘナのビーチでのフィールドワークを合わせた6ヶ月のプロジェクトです。全員が参加できるわけではなく、20人の代表生徒を選んで欲しいとのことでした。

かぼちゃ
かぼちゃ

校長先生は快諾し、担当になる理科や環境教育の先生にプロジェクトの話をすることに。

先生の同意を得られず…

しかし、担当の先生にプロジェクトの話をすると、反対の模様でした。ビーチでのフィールドワークが問題のようです。というのも、海に生徒を連れていくので、万が一何か事故が起こったら先生は責任を取れないからということです。

プロジェクト担当者もフィールドワークについていきますし、代表生徒には親の許可を取るようですが、それでも少なからず引率の先生は責任を問われるもの。先生方の気持ちがわかります。今日都合がつかなくて話を聞けない先生がいるので、明日改めてプロジェクトを受け入れるか決めることになりました。

いくら上の立場の校長先生に意見を通しても、実際に働く先生の意見を無視してはプロジェクトが成り立たなくなります。今後私が何か提案することがあれば、上の賛同はもちろん必要ですが、現場で働く先生や生徒、保護者など様々な立場の意見を聞くことが大切だと思いました。

サッカー

夜には先生方とサッカーをしました。コロンビアのスポーツと言えばサッカーで、試合があるとお店で観戦をする人が多く、夜遅くまで盛り上がっています。先生方でもサッカーをする方が多いらしく、近所のコートにお誘いただいたので参加しました。

私は運動音痴すぎますしボール使う系が苦手なのですが、とりあえず誘われたら行くマインドです。恥ずかしすぎるほど上手くできませんでしたが、皆さん手加減してくださりました笑。体を動かすのは気持ちいですし、学校外でもこのように交流ができるのは楽しいです

かぼちゃ
かぼちゃ

明日は菜園の授業があります。

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