全力で乗り切りました!
興味あるけどキャパオーバー
校長先生と新プロジェクトについてお話をしたく、朝から学校に行きました。ですが、校長先生は多忙だったので、適当に校内のベンチで待っていました。すると、とある先生がお客様を連れて私のところに来ました。
お客様はカルタヘナ大学で働いている方で、デング熱に関する研究をしているとのことでした。そして、活動先学校の生徒と保護者を対象に、デング熱に関するプロジェクトをしたく校長先生にプレゼンをしに来たようです。
私がボランティアなので何か手伝えるかと思ったのか、先生がお客様を私に紹介してくださり、プロジェクトの内容を聞かせていただきました。デング熱は蚊によって感染しますが、学校のある地域はゴミが大量に捨ててある水路があり、蚊の活動が活発です。また、貧困家庭が多い地域なので、家の衛生環境も適切ではなく、デング熱が発生しやすい状況になっている可能性があります。
そのような地域と家庭の状況を調べたり、住民の意識調査をしたのち、生徒や保護者に対して啓発活動をするという内容でした。水の環境に関連するので興味がありますし、社会学や文化人類学を大学で勉強した私は、そのような調査に興味があります!
ですが一通り話を聞いた後、いきなり「あなたはこのプロジェクトで何ができるの?」と聞かれました。調査を手伝ったり啓発活動を手伝ったりできますが、上手くスペイン語で説明することができませんでした。また、そのような活動の経験もあまりないため、キャパオーバーでは?と思い、積極的に「やらせてください!」と言えませんでした…。
とりあえずその後雑談をし、いい感じの雰囲気で終わったとは思いますが、またお声がかかるかは分かりません…。正直チャンスを逃したと思います。以前も書きましたが、やりたいだけではダメで、経験、知識、語学力がないと難しいと痛感しました。
国際女性の日
3月8日は国際女性の日です。女性たちの活躍や貢献に感謝をしよう!という日で、男女平等について考える重要な日でもあります。
日本より認知度が高い!
国際的に定められた日でありますが、私の記憶している限り日本ではあまり認知度がなかった気がします。ですが、今日学校に行くと先生や生徒が「女性の日おめでとう!」のような言葉をかけてきました。
多くの人から言われたので、こちらでは認知度が高いのだと思います。
ドン引きするエピソード
なので、コロンビアは日本と比べて男女平等が根付いているのかな?と思いましたが、カルタヘナに来てから悲しすぎるエピソードがあり、今でも覚えているので書きます。
学校の先生経由で知り合った男性(既婚、40代)と話していた時に、「自分も妻も働いているけど、妻が稼いだお金は全部自分のものなんだ」と自慢げでした。私は「えっでも奥さんが稼いだお金は、奥さんが使えるのでは?」とつい言ってしまいましたが、これまた当然のように「妻が稼いだお金は自分がビール買ったり、週末に遊ぶお金なの」と。
正直ドン引きでした。
人によって価値観は異なりますし、奥さんがそれで納得しているのならいいかもしれません。ですが、世代にもよりますが、日本でそのような発言をしたらまずい雰囲気があると思います。国際女性デーの認知度は低い日本ですが、男女の地域に関する意識が変わってきている点は素晴らしいと思います。対して、国際女性デーの認知度が高そうなコロンビアですが、まだまだ男尊女卑の考えが残っているのかなとも思います。
新プロジェクトの話し合い
午後からは、待ちに待った校長先生とお話しする時間がありました。今週考えたマンダラチャートを私がエクセルに入れましたが、校長先生がスペイン語や最終的な内容の確認をしてくださりました。
また来週も新プロジェクトを進めようとのことでしたが、なんと土日の宿題を出されました。新プロジェクトに関する正式な書類があるのですが、それを読んでくるようにとのこと。正直土日はゆっくり休みたいですが、まだ私のことを詳しくご存知ないようなので、全力で読んできて「おっこの子はやる気がある!できる子だ!」というイメージを持っていただければと思います。
とは言いつつも、明日は現実逃避してきます。宿題は日曜日に頑張ります。