活動日記135:言葉できちんと伝えることが大切です。

 

かぼちゃ

濃い1日でした。

JICAグローバル・アジェンダの定例会

今日は6時40分からオンラインの集まりがありました。世界には色んな問題がありますが、JICAは、特に取り組む20の事業戦略をJICAグローバル・アジェンダとして掲げています。協力隊員も、任意ですがその一部として参加することができ、他のメンバーとのネットワークづくりや情報交換ができます。

かぼちゃ

私は自然環境保全環境管理2つのセクターに参加しています。

通常はメールで情報が流れてくるのですが、今日は自然環境保全の定例会がありました。日本の時間に合わせているのでコロンビアでは早朝になりますが、気合いで参加しました。メンバーの自己紹介、活動事例の紹介、質疑応答がありました。

今回得た情報で、iNaturalistというサイトがあります。これは誰でも町で見た植物や動物の情報を載せられるサイトらしいです。自分自身の情報収集にも役立ちますし、生徒達にただ自然を観察してもらうだけではなく、記録に残すのはモチベーション向上にも役立つと思います。

かぼちゃ

機会があれば自分の活動に取り入れたいと思います。

校長先生に伝えてよかったこと

午後から学校に行き、校長先生と活動しました。今まであまり心地よく思わないことがあったのですが、言葉で伝えることで解消できたこともあります。日本では察する文化がありますが、文化が異なるコロンビアでは私の気持ちを察するなんて難易度鬼です。

相手は校長先生なので、立場の違いから言葉で伝えるのを躊躇していましたが、このままではメンタルが病んでしまうので、試しに少し言ってみることにしました。

1時間待ちます

校長先生との悩み1つ目は、待ち時間です。多忙な校長先生+コロンビアの時間に緩い文化が合わさり、カウンターパートである校長先生とお話をするのに2〜3時間待つことが多いです。数時間待った上で校長室に入った後も、他の先生が途中で入ってきて校長先生と長らく話すなど、中断が多いです。

多忙なんだから仕方がない、ボランティアは他の先生より重要度が低いから仕方がない、と思っていましたが、あまりにも待たされすぎています。このままでは「この子は待っててくれる」と思われ、更に待たされるかもしれません。

なので今日は、

校長

今日の活動は13時頃から始めようか。

かぼちゃ

わかりました。ですが、もし13時に忙しいようでしたら1時間は待ちますが、それ以上は待てません。その時間があれば、他の先生や生徒と関わりたいからです。

と言いました。スペイン語がまだ流暢ではないので、随分ストレートな表現になってしまったと思い、そこは反省です。ですが、そのおかげもあってか、今日は20分しか待ちませんでした。

コロンビアの緩い文化を尊重して、13時ピッタリとは言いません。1時間は待つようにします。ですが、こちらの文化や時間も尊重してもらいたいので、これからもこの調子で行こうかなと思います。

〇時から学校にいます。

もう一つ困っていることが、長時間学校にいることです。特にJICA側からは1日の活動時間が決められていなく、配属先次第だと思います。ですが、他の先生の授業見学をした後に、校長先生に呼び止められた上、待たされ続けることがありました。

かぼちゃ

6時半から17時半頃まで学校にいたことがあります。

協力隊として私がしたいことは、学校だけではなく外部でも活動をしたり、地域について知ることです。特にまだ活動序盤なので、地域を歩き回るのも必要かと思います。

ですが、校長先生はそうとも知らずに長時間拘束する場合が多いので、先日勇気を出して「今日は〇時からいます。1日の中で少しでも地域を歩きたいです。」と行ってみました。すると、今日は校長先生の方から「何時から学校にいるの?」と聞いてくださりました。

学校の先生は1日6時間労働、管理職でも1日8時間労働と決まっていて、校長先生はルールなどをしっかり守りたい方です。もしボランティアが長時間学校にいて体調崩したら…ということも考えてくださった結果かもしれません。

新プロジェクトが動き始めた!

校長先生との新プロジェクトでも、ついに環境系のワークショップを計画させていただけるようになりました。何かアイデアある?ということで、とりあえずゴミのポイ捨てリサイクルの重要さを伝えられればと思いました。配属先の学校は環境教育に力を入れているとのことですが、校庭や廊下などにポイ捨てが多いです。外の道に出ると、もっと多いです。何か楽しく学んでメッセージを伝える方法がないか、考えてみます。

かぼちゃ

明日は外部のイベントや集まりに参加します。