かぼちゃ
いい経験になりました。
久々に自然を感じる
3月28日〜31日の3泊4日で、任地カルタヘナから船で2時間ほどの島に行きました。Isla Tintipánに泊まりつつ、Isla Múcura とSanta Cruz del Isloteにも訪れました。
かぼちゃ
自然といえば、道に木や花が生えている程度です。
ですが、4日間で久々に自然を満喫しました。朝日が昇るのを見て、日中は泳いだりマングローブ林を散策し、夕陽を眺め、夜は星空を楽しむという日々でした。普段は治安の関係上、日中のみ外出するよう心がけていますが、今回は宿の敷地内で朝から晩まで自然を楽しみました。
思う存分満喫して、やっぱり私は自然が好きだと思いました。うまく言語化できないですが、自然と一体になると「生きている」と実感できます。ストレス解消にゲームをする人もいると思いますが、私は自然を眺めてぼーっとするのが最高のリラックス方法です。
島は水道や電気が通っていないので、トイレ、シャワー、ネット環境など普段の生活と比べると”不便”はありましたが、そういったことはどうでも良くなります。
かぼちゃ
最近忙しなく過ごしていたので、空を見上げるのが久しぶりで、素晴らしい時間でした。
自然を守るために
そして同時に、この自然を守らなくてはと思います。微力かも知れませんが、できる限り環境に優しい行動をできるように日々の生活を見直したいと思います。
また、もし活動先の生徒たちや地域の住民が豊かな自然に触れることができれば、少しはポイ捨てなどの意識が変わるのかも知れません。「ポイ捨てだめ」というのではなく、「自然を楽しもう、そして守っていこう」というアプローチをしたいものです。
かぼちゃ
特に年齢が低い生徒たちは、感性が豊かなうちに自然に触れさせたいです。
ですが、生徒を公園やビーチに連れて行くとなると、以前の日記でも書きましたが、反対する親が多いようです。何かあった時に誰が責任を取るのか、など問題は山積みです。日本の学校では遠足があると思いますが、治安が悪いコロンビアではそうはいかないようです。
また、各家庭で自然を体験できればと思いますが、活動地域はカルタヘナ内でも特に貧しい人が多く住んでいます。遠出をするのは厳しい家庭が多いと感じます。
活動の理想と任地でできる現実がかけ離れ、もどかしいです。ですが、環境は刻一刻と変わって行くので、理想とはいかなくても何かできることを少しでもするしかありません。
難しいですが、こういったことを考える機会があるのも、協力隊になったからこそだと思います。答えが出ないですが、せっかくなら悩みに悩んでみようと思います。
かぼちゃ
明日は午後から学校に行きたいと思います!