朝から大忙しです。
環境の日
6月5日は環境の日です。世界中で環境に関する意識を高めるよう、様々なイベントが行われます。カルタヘナでも同じで、午前中は外部のセレモニー、午後は学校のイベントを手伝いました。
環境セレモニー
内容
観光地エリアにある公園で、環境教育に関わっている専門家たちを対象にセレモニーがありました。子供達のバンド演奏から始まり、代表者のスピーチ、環境に関するブースの見学、パネルディスカッション、子供達の環境に関する劇、写真撮影が行われました。
充実した内容です。
ブースにはゴミを活用した小物の販売もあり、プルタブでできたバッグのクオリティーに驚きました。一つ一つ丁寧に処理されていて触っても痛くなかったですし、かなり丈夫でした。その上軽いので実用性もあり、素敵なお店だと思いました。パネルディスカッションでは、カルタヘナの環境についてが主なテーマでした。マングローブ林が広がっていますが、都市開発によって破壊されつつあります。どのようにして持続可能な発展をしていくのか、熱い議論がありました。
また、環境教育についても話がありました。まだまだ市民の意識が低いので、教育を通じた小さい頃からの意識付けが大切だと再認識しました。
お金持ちの集まり?
環境への意識が高い人が多いなと思ったセレモニーでしたが、気がついたことがありました。それはApple製品の多さです。出席者の多くがiPhoneやiPadを持ってました。日本ではApple製品がメジャーですが、コロンビアではアンドロイドが多いです。iPhoneやiPadは珍しく、お金持ちしか持っていないという印象です。
ということで、今日の参加者の多くは経済的に潤っている一部の人かなと思いました。もちろん、その人たちの環境意識が高いのはいいですが、カルタヘナの多くを占めるのは貧困層です。日々の生活で一生懸命の人たちが自分以外の周囲の環境に気を遣うのは、なかなか難しいと思います。
とは言っても、環境問題を放置していいわけではないので、色んな状況にいる人が協力する必要があります。せっかく意識高い人がいるので、その勢いで大勢の行動を変えるために働きかけられればいいですが、まだまだギャップがあるように感じました。
もっと協力できれば
また、色んな団体や大学などの出席者がいましたが、イマイチお互いの活動を理解していないようでした。それぞれが素晴らしい働きかけをしているはずなので、コラボができればより良いのでは?と思いました。ボランティアの私ができるような規模の話ではないですが、ふと思ったことを日記には書いていきます。
環境フェア
午後から学校に行き、中学部・高等部の生徒による環境フェアのお手伝いをしました。準備や片付けをしただけですが、今年は様子を見て、来年は何か本格的に参加させていただこうと言った考えです。クラスごとにブースを出し、代表生徒数名が各ブースにて説明し、その他の生徒が自由に見てまわりました。学年ごとにテーマが決まっていて、再生可能エネルギー、リサイクル、生態系など幅広いです。どの展示もクオリティーが高く、驚くばかりでした。
ですが、ポイ捨てをしている生徒をよく見ます。今日のような特別な日には環境について熱心になれるかも知れませんが、日々の行動を変えるのは難しいなと感じました。
明日はオンライン&学校での会議があります。