7月26日(金)の日記です。
アイデア無限大
今日は元CPに誘われ、市内私立学校で行われていた教育関連のイベントに参加しました。幼児教育がテーマで、パネルディスカッションや外部講師の講演などがあり勉強になりました。
貴重な機会だったので、参加できてありがたいです。
他にも、教材の展示を見ました。中には先生手作りの環境に優しいおもちゃがあり、アイデアが面白いかったです。模造紙の芯、トイレットペーパーの芯、卵パック、ペットボトルキャップなどが使われていました。どれもカラフルで、これなら子供達も興味を持ちそうです。
今後の配属先のワークショップの参考にさせていただきます!
貧困の現実
幼児の栄養についての講義で、気が付かされてことがあります。栄養士の方が理想のバランスが取れた食事について話していましたが、参加者の一人がこんなことを言っていました。「理想はわかるけど、貧しくて毎日の生活が一杯一杯の私には無理。お米、プラタノ、卵、ソーセージ(お肉より安いので)を買うので限界。」
確かに理想はありますが、全員が理想をわかっていても行動に移せるとは限らない、と再認識しました。環境問題も同じだと思います。よくビニール袋に入った水を買い、ゴミが散らかっているのを学校で目にします。水筒を持ってくればいいのに。と安易に思いがちですが、もしかしたらその人たちにとっては難しいのかも知れません。
そもそも水筒を買う予算がないかも知れません。地元の人は水道水を飲む人が多いと思いますが、安全のために水道水を飲むのに否定的な人もいると思います。そう言った人が水筒で水を持ってくるには、浄水器が必要ですが高いです。
また、カルタヘナは年中暑いので、気軽に冷たい水を飲む方法は、ビニール袋の水を買うことです。冷たい水を飲むのは熱中症対策にもいいと思います。なので、ゴミを減らすことは大切ですが、現地の状況を考えるとビニール袋の水がベストな場合もあります。
もちろん、だからと言ってゴミを散らかしていいわけではないです。ゴミはゴミ箱に捨て、適切な処理が必要です。私は根本的な貧困などは解決できないかも知れませんが、最低限ゴミがきちんと処理されるように、活動を頑張りたいと思います。
明日は楽しみすぎるイベントがあります。