活動日記25:やっぱりカリブのスペイン語はクセが強い!

 

かぼちゃ

カルタヘナに来てから初めての土曜日です。

訪問販売

朝のんびり家でご飯を食べていると、おばちゃんが何かを叫んでいました。ホストマザーに聞くと、果物などを売りに来ているとのこと。日本では焼き芋、お豆腐、竿などがあると思いますが、果物とはさすが温かい気候のカルタヘナだと思いました。

かぼちゃ

ねこぐるまで運ぶスタイルです。

カリブのスペイン語

今日は少し学校に行ったのですが、その道中でカウンタパートからカリブのスペイン語について教えてもらえました。以前書いたように、単語の中や最後のSの発音が弱いです。弱いというかほぼ発音していないのでは?と思うくらいです。Estoy(私は)という単語は強いてカタカナで書けば「エストイ」と発音しますが、カリブでは「エットイ」と言った感じです。

特にカルタヘナは早口の人が多いので、ばーっと話されたスペイン語を脳内でゆっくり再生し、かつSを埋めるという作業をしています。ですが、それでは会話に追いつけないので、徐々に慣れる必要があります。

そしてSだけかと思いきや、今日新たなことが判明しました。それはRの発音です。Sと同じく単語の中や最後のRの発音が弱いです。カウンターパートいわく、Rの音は飲み込む感じだよとのこと。日本語で言うと小さい「つ」のような発音です。日本人にとっては得意な発音ですが、いざSやRが弱いカリブのスペイン語を聞くと、全然違う言語のように感じます。

かぼちゃ

活動先の先生たちに、2年後にはカリブのスペイン語が話せるようになるかねーっと言われました。

難しいですし、“標準”のスペイン語をマスターした方がいいのでは?と思うかもしれませんが、私は先生たちの言うとおりカリブのスペイン語を習得したいと思います。その方が現地の人と話すときに、親近感を持ってもらえると思うからです。オーストラリアにいる時には、オーストラリアの英語をたくさん話していました。アメリカ英語っぽく発音すると、周りから「ここはオーストラリアなのに…」と少しがっかりされたこともあります。

かぼちゃ

カルタヘナに来たことに運命を感じ、カルタヘナに少しでも馴染めるようにします!

初めてのタクシー

午後から、1人で少し遠いショッピングセンターに行きました。カルタヘナではDiDiが使えないのかわかりませんが、なぜか配車できなかったので、往路は泣く泣く日本のカードを使いUberにしました。復路もUberにしようと思いましたが、時間帯の関係か配車ができず困りました

荷物が多かったのでバスともいかず、仕方がなくタクシーを使おうと思いましたが、流しのタクシーはリスクが高いとJICAから教わっていたので、それも躊躇しました。ですが、どうしても乗りたかったので、試しにショッピングセンター入り口の警備員に尋ねてみました。「家に帰る必要があるけど、Uberがない。タクシーはどこで乗れるか、またやっぱり危険なのか」とゆっくりスペイン語で話しました。

すると、親切な警備員は、「タクシーはこの道で捕まえられるよ、万が一何かあった時のために、乗車時にタクシーのナンバーや運転手が映るように写真を撮ってあげる。もし何かあっても僕はショッピングセンターにいるから、すぐ写真で車や運転手を特定できる」とまでも言ってくださりました。

実際タクシーを捕まえてくれて、私の拙いスペイン語で伝えた行き先を代わり運転手に伝えてくれ、値段も聞いてくれ、運転手に「写真を撮るよ、何かあったときに特定できるように」と伝えた後写真を撮ってくれました。おかげで無事に何も被害がなく到着することができました。

今日はすごく温かい気持ちになり、優しい人がいてよかった!と思いました。ですが、優しく助けを差し伸べてくれる人全員が本当に優しいわけではなく、アジア人をうまく利用しようとしている人もいるとJICAから聞きました。とは言っても初見では真相がわからなく、他の人の助けが必要な場面もあります。今日は何事もなくよかった!と思いますが、初めての人を信用しきれないもどかしさというか、難しさを感じモヤモヤしました。

かぼちゃ

明日はカウンターパートのお家に招待されています♪