活動日記46:文化と自分の気持ちどちらを尊重すべきでしょうか。

 

かぼちゃ

12月16日(土)の日記です。

のんびりの朝

今日は、カウンターパートに夜からパーティーに連れいっていただけるとのことでした。午後から適当に家に来てね、ということなので朝はのんびり過ごしました。私は早寝早起きが好きなので、いつもの調子で行くと夜は9時過ぎに寝てしまうことが多いです。ですが、今日は夜に予定があるとのことなので、対策をしなくてはいけません。

ちょうどホストマザーと妹さんが午前中から外出ということで、がっつり自分の部屋で2度寝しました。そして、カウンターパートの家に向かう途中のショッピングセンターで、コーヒーを飲んでカフェイン摂取しました。暑いカルタヘナでは何故か温かいコーヒーを飲む人が多いのですが、今日初めてシンプルなブラックのアイスコーヒーがメニューにあることに気がつきました。レジの後ろに掲示してあるメニューには書いていない気がしたのですが、カフェのホームページをみていたところ、普通にありました。

かぼちゃ

Tinto fríoという名前でした。

パーティー

今日のパーティーは個人的なものでした。活動先の学校の卒業生の大学卒業を祝うものです。友達を始め、お世話になった先生方も呼んでいて、カウンターパートもその1人でした。私は面識がないのですが、カウンターパートのご好意で連れていっていただきました。

かぼちゃ

活動先の元先生など、色んな方にお会いすることができました。

カルタヘナ内のイベント会場を貸し切ってのパーティーです。デコレーションや音楽などが準備されていて、本格的でした。私や私の周りでは大学卒業パーティーを開くなんてなかったですが、コロンビアでは大規模で開催することが多いのでしょうか。20時開始予定で、カウンターパートと私は少し早めの19時50分に着きました。すると案の定誰もいなく、その後もちらほらと集まりましたが、結局始まったのは23時でした。コロンビアの人はのんびりなのは薄々気がついていましたが、開始が3時間押しなのはさすがに驚きです。終わりは何時なのかがわかりませんが、2時過ぎにカウンターパートと一緒にタクシーで帰りました。

かぼちゃ

深夜早朝の外出は避けるべきですが、仕方がないですし、カウンターパートと一緒なので今回は例外ということで…。

おじさんとダンス

今日のパーティー中に少し考えることがありました。パーティーには知っている先生方が多かったですが、面識のない方ももちろんいました。その中の1人(おじさん)が私に「一緒に踊ろう!」と声をかけてきました。私はダンスを学びたいので、パーティーや式典で音楽が流れていたら、よく学校の先生(女性)と手を取り合って踊っていたのですが、おじさんとダンスはちょっとと思いました。

私の隣にはカウンターパートと学校の先生がいたので、カウンターパートの方を少し困った顔でちらっと見ると、「踊ってきなよ!」と言われ驚き、もう1人の先生の方を見ると「これは文化だから!行ってきな!」と言われてさらに驚きました。それでも私は個人的に違和感があったので、カウンターパートに「学校の先生と踊るのは好きだけど、あのお方とは…」と言うと、少し残念そうな顔で「そうなのね」と言う感じでした。

結局カウンターパートがおじさんに良い感じに伝えてくださり、その場を回避しました。ですが、私の勘違いかもしれませんが、その場がしらけたような…。

海外に出てまで、”日本のスタンダード”を保ちたいわけではありません。オーストラリアでは挨拶の際にのハグをしますがそれに慣れ、コロンビアでは軽く頬を当てますが、それにも慣れようとはしています。また、コロンビアでは全体的に人との距離が近く、性別年齢関係なくボディータッチが多い印象ですが、それに対して「嫌です」と言っているわけではありません。

手を取りながらダンスをするのも文化なので慣れるべきなのかもしれませんが、さすがにあまり良い気がしないので、今回は自分の気持ちをカウンターパート経由で伝えました。ここは文化を尊重し、ノリで踊った方が良かったのかもしれません。ですが、自分の嫌と思う気持ちも大切にしないとメンタルが大変なことになります。

とあるパーティーで、海外に興味があるコロンビアの同世代の人と話していたところ、「コロンビアの挨拶は近すぎて嫌じゃない?もし嫌だったらそう言って良いんだよ!」と言ってたのを思い出しました。その人の個人的な見解かもしれませんが、このような意見があると言うことは、ダンスをお断りすることも絶対的にダメではないような気がします。

スペイン語ができれば上手く自分でかわすことができて、カウンターパートや他の先生に迷惑をかけずに済んだと思いますが、そうともいかず…。とりあえず難しい!と思いました。念の為付け加えておくと、今回おじさんだから嫌だと言うわけではありません。同世代でもあんまり良くは思いません。

ここは日記でまとめ記事ではないので、対処法を書いたりはせず自分の経験と考えをただ綴っています。これから自分の考えは変わっていくのか、2年後も対応に困っているのか、どうなるでしょうか。

かぼちゃ

明日はカウンターパートのお母さんの誕生日パーティーがあります!