活動日記54:コロンビアのクリスマス料理を楽しみました。

 

かぼちゃ

12月24日(日)の日記です。

クリスマスイブの過ごし方

Feliz Navidad(メリークリスマス)ということで、24日は学校の先生のお宅にお邪魔させていただきました。カルタヘナだけかコロンビア全体かはわかりませんが、大体皆さん日中に教会に行って、夜は家族でご飯という流れが多いようです。ちなみに、24日はお店が結構開いていました。大手スーパーはもちろん、個人が営むようなお店まで全然やっていたので、少し驚きです。

先生のお家には、先生、息子さん、娘さん夫婦、孫、娘さんの旦那さんのご家族が揃っていました。先生からは21時ごろから始まると聞いていましたが、料理を準備したり、みんなで写真を撮ったりして結局11時30分ごろから食べ始め、2時過ぎに解散になりました。ホストマザーも別途家族の集まりがありましたが、2時ごろ終わったそうで、夜遅くまでパーティーをするのが文化なのでしょうか。

かぼちゃ

写真はみんなでサンタの帽子を被って撮影です。

ご飯をみんなで食べて、お酒を飲む人は飲んで、その後は踊りました。どの家庭も大体ベランダや玄関先の屋外でパーティーをしていますが、各家庭で爆音で曲を流しています。大きいスピーカーがあるのがカルタヘナのスタンダードなのでしょうか。隣の家の音楽に負けないように、自分の家の音楽を爆音にする感じです。

かぼちゃ

朝方まで外は音楽で溢れていました。

さらに、ネズミ花火や噴き出し花火のようなものまで使っている家庭もあり、本当にお祭り騒ぎです。子供達も遅くまで起きていました。寝る時はクラブの中にいるようで正直うるさいですが、遅くまでパーティーをしていた疲れで爆睡でした笑。

クリスマスの食べ物

家庭によって異なると思いますが、今回ご馳走になった食べ物を全て紹介します。

Buñuelo

シンプルなドーナツのような食べ物です。中は少ししっかりしていて、オールドファッションに似ていると思いました。スーパーにBuñueloの粉がホットケーキミックスのように売っているので、家庭で簡単に作れるとのこと。私も丸めて揚げる作業をお手伝いしましたが、生地が結構柔らかく、ボール状にするのが難しかったです。少し楕円で平べったく作ってしまったところ、「Arepa(とうもろこしでできた平たい食べ物)じゃないんだから」と突っ込まれました笑。

フルーツのサラダ

下にレタスが敷かれていますが、それ以外はブドウ、イチゴ、青リンゴ、マンゴのサラダです。年中トロピカルな気候のカルタヘナでは、通常のサラダにもフルーツが入っていることが多いです。今回はフルーツが主となっていて、ドレッシングがわりにプレーンヨーグルトをかけました。

Pollo relleno

メイン料理の一つとして、Pollo rellenoがありました。鶏肉の中に具材を詰めて焼いたものです。コロンビアではクリスマスに七面鳥を食べる家庭もあるようですが、お手頃価格の鶏肉を選ぶ家庭もあるようです。

かぼちゃ

具材は家庭によって異なるようです。

豚肉

料理名を忘れてしまいましたが、豚肉もありました。甘めのソースをつけていただきます。

Arroz de coco

一瞬お赤飯に見えましたが、Arroz de cocoでした。ココナッツやお砂糖を使って甘く味付けしたご飯で、カルタヘナを始めとするカリブ地域で定番の料理とのことです。小豆に見えるものは、レーズンです。こちらではお米を炊くときに、味付けをすることが多いです。塩やニンニクを使ったり、今回のように甘めにすることも。

かぼちゃ

「日本ではお水のみで炊く」と伝えると結構驚かれます。

Natilla

先生いわく「クリスマスに絶対欠かせない!」料理がNatillaです。牛乳やシナモンを使ったデザートで、プリンとゼリーの間のような食感です。美味しいですが、結構甘いので少しで満足です笑。スーパーにNatillaの素が売っているので、家庭で簡単に作れるようです。来年もお誘いいただけるのであれば、自分でNatillaを作って持っていこうかなと思いました。鶏肉を食べるのは日本と似ているなと思い、少し親近感が湧きました。また日本ではクリスマスはカップルの祭典になっていますが、年に一度家族や親族と集まって、皆んなで写真を撮ったりおしゃべりしながら食べるのはとてもいい機会と思いました。

かぼちゃ

明日はまた同じ先生のお家でお世話になります。