活動日記72:ただ「やりたい!」だけではダメだと痛感しました。

 

かぼちゃ
かぼちゃ

1月13日(土)の日記です。

初ダイブ

結局今週は何も活動ができませんでした。活動先に行けない分、お昼ご飯を食べながら自分が住んでいるエリアを散策しましたが、それだけです…。色々と不安や焦りが出てきましたが、家にこもっていてもメンタルが病んでしまうタイプの人なので、趣味のダイビングをしに行きました。Isla del Rosarioという「カルタヘナで1番」と言われるダイビングスポットです。ダイビングは基本的に安全ですが、他の国では過去に協力隊員が亡くなった事例もあるそうです。私は一応ライセンスを持っていて、知識や経験はあります。ですが、ダイブ前のブリーフィングやガイドの指示がスペイン語では理解が難しく、万が一のことがあっては大変だと潜るのを躊躇していました。

しかし、カルタヘナは人気観光地でもあるので、英語が通じるダイブショップが多くあり、今回潜ることにしました。英語でしたらほぼ100%理解できます。他にもカナダ、フランス、トルコ、アメリカから来たダイバーたちと、英語で説明を受けながら2本潜りました。

かぼちゃ
かぼちゃ

リフレッシュできて楽しかったです。

やりたい!だけではなく経験と知識も必要

今回のダイブショップは、ファンダイブやライセンス取得のレッスン以外にも、サンゴ礁の保護活動をしているとのことでした。ダイブの待ち時間にスタッフさんが詳しく話してくださり、なんて素敵な取り組みなんだと思いました。生き物の保護は環境教育分野の活動にも関連があると思い、「もしよければ見学だけでもできませんか」聞いてみました。ですが「No」と即答でした。

それもそのはず、サンゴ礁の知識も保護活動の経験も一切ない人が、見学に来られても受け入れ側は大変です。もしその時に「大学でサンゴ礁について学びました」や「海洋の環境問題について興味があり、〇〇の論文を読みました」や「サンゴ礁に関する活動経験あります」など、何か経験や知識などアピールできることがあればまた違ったかも知れません。

これは協力隊の選考時も感じたことですが、すっかり忘れていました。私は国際協力に興味があり、将来は国際機関で働くという夢を持っています。協力隊は2年間という長い期間、途上国で活動ができるので経験を積むのには絶好の機会でした。そのような内容を面接で伝えたところ「あなたは途上国で何ができるの?」と聞かれたことを覚えています。

確かにやる気は大切です。やる気がなければ、そもそも活動をするのが難しいです。ですが、やる気だけでは不十分で、受け入れ側がいるため自分に何か貢献できることがないと、ただ迷惑になってしまいます。

恥ずかしながら環境教育の専門知識はないですが、コンポストについて学んだことはあります。環境に縛られないのであれば、英語が得意です。社会問題についても大学でたくさん学びました。活動先の学校ではまだ何ができるかはわかりませんが、色んなことに興味を持ちつつも「自分に何ができるか」というのを意識的に考え続けないと思います。

かぼちゃ
かぼちゃ

明日は夜ご飯に招待されています。

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