1月27日(金)の日記です。
保護者にご挨拶
今日は、8時半から幼児部の保護者説明会がありました。校長からの話、先生の紹介、クラス発表が行われた後、担任の先生による学校内の施設案内がありました。先生の紹介の際、最後に私の紹介もしてくださりました。まだ活動の詳細が決まっていないですが、とりあえずは幼児部の校内菜園での授業をお手伝いさせていただくようです。
保護者の方々に私の存在を知ってもらう機会があり、よかったです。
日本文化を知らなくては
10時半頃には終わったので、学校内をぶらぶらしていました。すると、とある先生から「折り紙できる?鶴折ってよ!」と言われました。その先生は日本文化について少しご存じのようで、白い紙をたくさんくれました。まずは正方形にする必要がありましたが、ハサミを借りることができて問題なかったです。
ですが、問題は鶴です。もちろん小さい頃に折紙をしたことがあり、鶴も折ったことがあります。とは言ってもここ何年も折り紙をしていないので、覚えているか不確かで焦りました。ですが、折り紙は日本の大切な文化。ここでググる訳にもいきません笑。
なんとなくうる覚えで折ってみたところ…奇跡的に完成しました!
環境教育に関するディスカッション
突然の質問ですが、1月26日はなんの日でしょう…?
大変恥ずかしながら協力隊員になるまで知らなかったのですが、実は「世界環境教育の日」です。それにちなんで、カルタヘナでも環境教育関連の催事が行われました。諸事情により詳しくは書けないのですが、環境教育に関わる専門家のディスカッションに学校の先生と一緒に聞きにいきました。
正直に言って、内容は部分的にしか理解できませんでした。ですが、聞き取れた情報の中でも、重要なことが多くありました。備忘録がてらこの日記に記します。
当事者意識をいかに持ってもらうか
一人一人の日々の行動が、自然環境に影響力を持っているという意識が足りない。節水節電やリサイクルなど小さい行動でも、皆んなで行えば大きな変化をもたらすことができる。
意識の高い人材の育成
環境に興味を持ってもらうには、まずは自分の住んでいる地域を好きになることが大切。だが、若者は家でゲームをしたり、ユーチューブを見がち。外に出て地域や自然と関わる経験を増やせれば。学校の子供達を公園や海に連れて行きたいが、保護者の許可を取るのが困難で現実的ではない。
多方向からの教育
環境や自然について、理科の授業のみで習うのではなく、他の授業でも触れることが大切。例えば歴史の授業では、過去に環境問題が起こった国を取り上げるなど。
日本の公害問題について知ってもらうのも、いいかもしれません。
消費社会
コロンビアの特に若い人は、流行りの服や小物など買い、すぐに飽きて捨てている。流行りではなく、できる限り品質の良いものを長く使うという習慣が大切。
コンポストの重要性
最後に、少しですがコンポストで生ごみを減らせれば、という話もありました。私の要請内容にもコンポストが書かれていますが、未だ一般住民からコンポストという言葉を聞いたことがありません。これから導入していく、という段階なのかなと感じました。
惜しい!
ディスカッションを聞いて、カルタヘナにも環境意識の高い方がいるんだ!と感心しました。また、ディスカッション後に何人かの方とお話しすることができ、今後の活動が広がるきっかけにもなりました。
ですが会場のゴミ箱には、紙ごみもペットボトルも全て一緒に捨てられていたりと、「惜しいのでは?」と感じることもありました。私が細かすぎるのかもしれませんが、環境問題について話すだけではなく、自分の行動を見直す必要があります。
とは言っても、自分のことを棚に上げているなとも思います。水筒を持ち歩くべきなのに、たまに面倒くさくてペットボトルを買ってしまったり、シャワーが長かったり…。もちろん全てを完璧にできる人はいないと思いますが、それでも少しずつ行動を改善していかなくてはと考えます。
明日は何をしましょう?