ピーマンがGreen Pepperではない件について

今回は英語のお話です。一応英語がある程度できる私ですが、実際に海外に来てから学ぶ単語や言い回しがたくさんあります。皆さんはピーマンエビを英語でなんて呼ぶかご存知でしょうか?この記事には、恐らく皆さんが学校で習わないような呼び方が出てくるので、要チェックです!

オーストラリアの英語は違う?

オーストラリア英語と言うとどんな事を思い浮かべるでしょうか。訛っていて聞き取りにくそう…なんてイメージがありますね。実際は、発音の違いは人それぞれですし、同じ地域でも聞き取り安い人、何言ってるか分かりにくい人がいます。

少し郊外に行くと”オージーイングリッシュ”に触れられるかも知れませんが、都心では強いアクセントや訛りをあまり耳にしません。

発音以外ですと、使っている単語がアメリカ英語と結構異なります。エレベーターがリフト、セーターがジャンパーなどが有名ですが、日本の学校でアメリカ英語を習っている身にとっては、最初は少しながら戸惑うものです。

今回はオーストラリアに来てから初めて知った単語を2つご紹介します。皆さんもオーストラリアでどのように呼ばれているか、予想しながら読んで行ってください笑!

ピーマンをGreen pepperと呼ばない件

事件が起きたのはアデレード留学中の時でした。いつも通りコールズに買い物に行き、ピーマンをカゴに入れました。以前も紹介しましたが、こちらではセルフレジが主流なので、その時もセルフレジを使いました。もちろん野菜にはバーコードがないため、画面上でピーマンを選んで入力する必要がありますね!ピーマンはグリーンペッパーと学校で習ったので、Gから始まる野菜の画面を見ると…

ピーマンがありません!!!

機械トラブルかなー、オーストラリアあるあるるだなーと思い、とりあえず店員を呼んで「画面に出てこない」とのことを言いました。すると店員は何事もないように慣れた手つきで入力してくれて、「あれ?機械トラブルじゃなかった?」と不思議に思いました。

なんだか腑に落ちませんが、画面を確認してみるとそこには…capsicumと表示があり、一緒にピーマンの写真が出ているのです!この時オーストラリアではピーマンをcapsicumと言うことを悟りました笑。発音をカタカナで表すのは難しいですが、「カプシカン」といったところでしょうか。

学校で習った記憶がないので驚きました

それにしても、capsicumのスペルは難しくないですか?cもsも入っていて個人的に難易度高いなーと思います笑。もし学生の時にピーマンはcapsicumと習っていて単語テストで出題されたら泣いていましたね笑。また、オーストラリアのcapsicumは大きいです。パプリカと同サイズですし、分厚いです。ピーマン大好きの方は思いっきり食べられて良いのかなと思いますが、個人的には調理がしにくいと感じます笑。

大きすぎて、ピーマンの肉詰めをしようとしても、中まで火が通る気がしません。

エビをShrimpと呼ばない件

もう一個似たような話があります。エビです!オーストラリアのスーパーでは魚介類が日本のように豊富になく、サーモン、エビ、イカくらいしか置いてないです。魚介大好きは私にとってスーパーで気軽に買えるエビはありがたいところですが、呼び方が学校で習うshrimpではないのです。シュリンプって結構皆さんご存知の単語だと思いますが、スーパーに陳列されているエビを見ると…Shrimpの表示が見当たらなく、代わりにPrawnと書かれています。カタカナでは「プロウン」または「プラウン」で、もちろんエビという意味です。

一応説明で、shrimpもprawnもエビという意味ですが、shrimpはかなり小さいエビprawnは大きめのエビのことを指すようです。先程の写真くらいだとprawnですし、スーパーではshrimpを見かけません。レストランのメニューでもshrimpよりprawnをよく見かけます。

学校では「エビ=shrimp」としか習ってなかったので、初めてprawnの表示を見た時は、「見た目はすっごくエビだけど、何か違う魚なのかな…」と思っていました笑。

まとめ

いかがだったでしょうか?学校での英語の勉強はもちろん大切ですが、実生活で習うことも多いです。なので、自分の英語力に満足せず、常に新しい単語を学ぶようにしています。ピーマンとエビはごく一例だと思うので、もし今後も何か発見があれば記事を書きたいと思います!シリーズ化しそうですね笑!