前回の記事でご紹介した帰国前の食べおさめを終え、無事に日本に帰ることができました!シドニーに行く際のフライトはパンデミック真っ只中で乗客20名ほどでしたが、帰国便は満員で月日の流れを実感しました。シドニーにいる間にすっかり現地に馴染めたのかなと思う反面、2年ぶりに帰ってきて驚くことばかりだったので、いくつかピックアップして書いていきます♪
オーストラリアの文化の違いについては、こちらの過去記事をどうぞ↓
色々と低い!
まずは低い!と感じたことです。色んなところで感じて、例えば手を洗おうとしたら、蛇口や洗面器が低すぎ!と思いました。いつもより手を下に伸ばして、若干腰を曲げるのは、私が巨人になった感覚でした。
他にも、キッチンの調理台、トイレの便座、ベッドなどなどです。ひっさびさに実家のトイレを使ったら、便座が低く感じて尻餅をつくところでした笑。私は160cmほどで特に高身長ではないですし、シドニーに行くまでは日本の家具などが低いと思ったことはないですが、恐らくオーストラリアでは様々な物が高めに設計してあるので、それに慣れたせいかと思います。
色々低くて日本は使いづらいなぁと思いましたが、3日ほどすればすっかり日本の高さに慣れて、快適に使っています。
長年住んでいた家なので、再度適応するのは簡単でした。
まだまだデジタル化が進んでいない
お次はデジタル化についてです。オーストラリアはカード社会で、支払いはデビッド・クレジットカードやApple Payなど携帯を使うのが主流です。カードもタッチ決済が使えるお店がほとんどなので、ピッとタッチするだけでスムーズにお会計ができます。友達と割り勘するときも、銀行のアプリを使って、相手とは異なる銀行でも手数料無料で送金していました。
携帯とカード数枚で事足りるので、シドニーではお財布を持ち歩いていませんでした。
日本に帰ってきて、PayPayなど電子決済ができるお店が増えて嬉しい一方、まだ現金のみのお店も多く、デジタル化が遅れているなと驚きました。また、シドニーがあるNSW州では免許も携帯のアプリ上で提示できるので、本当に携帯一つあれば良かったですが、帰国してからは現金、カード、免許証など多くを詰めた重たい財布を持ち歩いています。
早くデジタル化が進んで便利になって欲しいです。
トイレ便利すぎ
便座が低すぎて驚いたトイレですが、日本のトイレはやっぱり素晴らしいと思いました。駅やお店のトイレは清潔に保たれていることが多いですし、トイレットペーパーの補充もバッチリです。他にも、ドアの内側には荷物をかけるフックがあります。オーストラリアでは、フックがないトイレも多く、リュックを前に持ちながらトイレをするという技を身につけたくらいです笑。
また手洗いのところにも、場所によっては洗っている間に傘や荷物をかけるフックもあり、最高に便利です!そういった日本の細かい気遣いで心が温かくなります。
メニューに材料が書いてない
外食をする時に、日本のお店のメニューは写真が多く使われていて、自分の注文のイメージがつくのでわかりやすいです。一方でオーストラリアでは写真つきのメニューが珍しく、下の写真のようにほとんどが文字のみです。
日本でも材料は書いてある場合がありますが、主にアレルギーになりやすい食品の記載で、詳しくは店員さんに聞く必要があると思います。写真では見にくくても自分が嫌いな食材が入っていたらショックですよね…。また、様々な理由で特定の食品を食べない人もいると思いますが、メニューさえ見れば何が使われているか明確です。
オーストラリアでは自分が苦手なものや食べないものが入っているメニューをほぼ確実にはじくことができるので、文字ばかりのメニューでも気に入っていました。
まとめ
20年以上住んでいた日本ですが、一旦離れると新たな発見があって面白かったです。日本もオーストラリアも両方良し悪しがあるので、自分ができる範囲かつできるペースでその土地の生活に慣れていくことが大切かなと感じました。いつになるかは分かりませんが、数年経った後にオーストラリアに行く機会があれば再度違いに驚くと思います笑。