今までシドニーにある動物園をご紹介してきましたが、シドニーには水族館もあります!今回は、中心部からアクセス抜群のSEA LIFE Sydney Aquariumについて、徹底解説していきます。コンパクトな館内ですが、凝った展示方法やアトラクションが充実していて、訪れる価値アリでした♪
タロンガズーについての過去記事はこちら↓
アクセス
SEA LIFE Sydney Aquariumは、Darling Harbour (ダーリングハーバー)というエリアにあります。この前ご紹介したWILD LIFE Sydney Zooと名前の表記が似ているので、お気づきの方もいるかもしれませんが、お互い隣同士にあります。
シドニー市内中心部から徒歩でアクセス可ですし、Darling Harbourはのどかな湾が広がっていて、観光にオススメスポットです。
気軽に立ち寄ることができます!
WILD LIFE Sydney Zooの記事はこちら↓
公式サイトはこちらです↓
入り口には、Welcome Aborad(ご乗船ありがとうございます)と書かれていて、船に乗り込む世界観にワクワクします!館内にいる生き物たちは、自然界で怪我をして保護されたり、生態を詳しく知ってもらうために、館内で適切に繁殖させたりするものが多いそうです。
館内の様子
テーマごとの生き物たち
水族館内は、いくつかのテーマに分けられています。最初は、Jurassic Seasと言って、約1億4550万年以上前のジュラ紀の生き物たちをテーマにしています。エリア内は、化石のオブジェが置かれたりして、一気に雰囲気が変わっていました。Australian Lungfish(オーストラリアハイギョ)という、古代からほぼ姿が変わっていない魚がメインで見られました。結構大きいですが、顔が可愛くて癒し系でした。また驚いたのが、Broad-gilled Hagfish(ヌタウナギ)です。水深1kmほどに生息する生き物ですが、覗いてみると「どこにいるんだろう?」と最初は探せなかったです。水槽近くに書いてある説明を読むと、ディスプレイの一部と思っていた、白くて曲がっているものが、ヌタウナギでした笑!また、ドーム型になっている展示コーナーでは、エイやサメが色んな角度から見られました。このような造りは水族館ではあるあるですが、SEA LIFEのようなコンパクトな館にもあって感激しました。
まるで海の中にいるようで、リラックスできました。
サメコーナーの近くには、「Get Closer Than Ever Before(未だかつてないほど接近する)」と書いてありました。その書きぶりのとおり、本当に近くでサメが見られて、鋭い歯もバッチリでした。他にも、Great Barrier Reef (グレートバリアリーフ)やSydney Harbour(シドニー近郊)をテーマにしたコーナーがあり、オーストラリア中の生き物たちを見られました。
グレートバリアリーフは今度行く予定なので、記事を楽しみにしてください♪
展示
生き物だけではなく、細かい展示も凝っているのがSEA LIFEです。例えは、Darwin’s Labという展示では、Seaweed(海藻)についての説明がわかりやすくされていました。
最近オーストラリアでは、海藻が健康食品として人気になってます。
また、タツノオトシゴの子供を育てている水槽が並んでいるコーナーもありました。一見物置きや飼育員の部屋に見えましたが、きちんとした展示として、小道具など細部まで見入ってしまいました。
よーく見ると、すっごく小さいタツノオトシゴがいました!
Dugong
コアラやカンガルーなどオーストラリアらしい生き物がいる動物園と比べて、人気な生き物が思い浮かびにくい水族館ですが、メインの生き物はジュゴンです。ジュゴンコーナーの入り口に、「Welcome to Dugong Island」と書いてあり、Dugong(デュゴング)って何?と思いましたが、ジュゴンのことでした笑!絶滅危惧種のジュゴンは、見られる水族館が数カ所しかなく、かなり珍しいそうで、「そんなジュゴンがいるシドニーに来てラッキー!」と思いました。ですが、よくよく調べると、三重県にある水族館にもジュゴンがいるようで…日本の素晴らしさを改めて実感しました。ジュゴンと初対面をしましたが、想像より大きく、想像より可愛かったです!人魚のモデルにもなっていて、優雅に泳いでいる姿に見惚れました。ですが、浮きで遊んでいる時は激しくスピードを出して泳いでいて、アクティブな姿も見られました。また、近くに「Welcome to Dugong Diner」というカウンターがあり、ジュゴンモチーフの軽食が販売されているのかなと思いましたが、ジュゴンのエサ準備をする場所でした。ジュゴンはレタスをたくさん食べるとのことで、飼育員が忙しなく大量のレタスを用意していました。
メニューは朝・昼・晩・レタスのみです!
Penguin Expedition
他にも、ジュゴンと並んで人気なペンギンコーナーが楽しかったです!Penguin Ride(ペンギンライド)という船に乗ってペンギンが見られます。Macquarie Island (マッコーリー島)という、ニュージーランドと南極大陸の間にあるペンギンが多く生息している島に訪れるのがテーマで、色んな種類のペンギンと出会えます。実際に乗ってみると、まずは雪が降りかかってきました!ライド中はペンギンの生態に合わせた約6度になっていて、肌寒かったです。
ライド自体は数分と短いので、気合で乗り切ります!
のんびりと進む船に乗りながら、ペンギンが泳いでいる姿を間近でみることができ、結構楽しかったです!実際に冒険している気分になれて、終始ワクワク感がありました。少し並びますが、このペンギンライドは入館料に含まれているので、待ってでも乗るのをオススメします♪
お土産・スナックコーナー
生き物たちを見終わった後には、お土産コーナーがあります。メインのジュゴンのぬいぐるみやグッズが充実しています。その他にも、オペラハウスをモチーフにしたものなど、シドニーやオーストラリア全般のお土産も販売されています。お土産コーナーを抜けた後は、パイ、サンドイッチ、飲み物やアイスクリームなどが買える軽食コーナーもあります。座席もあるので、水族館内を歩き回った後はひと休憩できます♪
まとめ
シドニー中心部にあるSEA LIFE Sydney Aquarium は、コンパクトなので、見ることが少なくてつまらないか…と思っていましたが、細かい展示方法が凝っていましたし、ペンギンライドでテーマパーク感があり、想像以上の楽しさでした♪完全屋内で、雨の日でも楽しめるので、是非訪れてみてください!