シドニーのオススメビーガンカフェなどをご紹介してきましたが、オーストラリアではスーパーでもビーガン食品がたくさんあります。今回は、いろんな食品を実際に食べてみた感想を書いていきます!かなり正直なコメントばかりですので、皆さんの買う時の参考になれば嬉しいです!
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ソーセージ
まずは、ソーセージからです。バーベキューが日本よりも大人気なオーストラリアでは、欠かせない食品です。イベントなどがあると、必ずと言って良いほどバーベキューがあり、ソーセージを食パンで挟むのが定番です。ビーガンソーセージは色んなメーカーから出ていますが、今回は写真の6本入り$7を購入しました。
小麦グルテンや大豆成分からできていて、タンパク質が豊富です。
パッケージを開けた瞬間は、なぜか醤油やカンロ飴のような香りがしてきました。ですが、フライパンで焼いていたら香ばしくなり、心なしかお肉の匂いもしてきました。調理をしていて気づいたのが、焦げ付きです。脂分が少ないからか、テフロン加工のフライパンを使っていましたが、油をたらさないと結構焦げ付きました。そのまま食べてみると、きちんとウインナーの味がして美味しかったです!ですが、焼き目を付けたのにパリッと感がなく、食感はもそもそしていました。味は美味しいものの、ジューシー感が足りなく惜しいです。
あと1歩で、ウインナーなのに…
ですが、そのままではなくて、ナポリタンとして食べてみると、他の食材と合わさって食感の違和感が少なくなり、美味しかったです!シンプルなバーベキューですとあんまりかもしれませんが、料理の食材としてうまく使うと良いかもしれません♪
ベーコン
お次はベーコンです。200gで9ドルのものを購入しました。一枚一枚が長めですが、オーストラリアでは写真のようなサイズのベーコンが多いです。普通のベーコンだけではなく、スモークベーコンなども豊富にあります。
主な材料は、大豆オイルや小麦グルテンなので、ソーセージと似ています。
パッケージを開けてみると、匂いからしてベーコンでした!白い脂身の部分も再現されていて、見た目もそっくりです。フライパンで焼いてみると、カリッとして食感も味も、まさにベーコンで感動しました!塩気もバッチリです。ですが、ソーセージと同じく、脂っこさがなかったです。焼いていても油は出てこなく、キッチンペーパーで油を拭きとる必要がないのは楽ですが、ベーコンに求めるジャンキー感が少なかったです。また、焼く前は柔らかくてもろかったのも気になりました。「ベーコンと言ったらアスパラ巻き!」と思い、作ろうとしましたが、特に脂身の白い部分がもろく、ほろほろと崩れて巻けなかったです。
諦めてベーコンとアスパラ炒めにしました
炒めている間もどんどん崩れていってしまったので、シンプルにフライパンでベーコンだけを焼くと良いと思います!
ヨーグルト
お肉からは離れて、今度はヨーグルトを試してみました。ココナッツヨーグルトで、500gで6ドルでした。日本でもビーガンヨーグルトが少し販売されているようですが、ほとんどが豆乳から作られたものだと思います。オーストラリアでは、豆乳のヨーグルトはありますが、ビーガンヨーグルトと言ったらココナッツヨーグルトが主流です。
お水、ココナッツミルクが主成分です。
ココナッツということで、ザ・トロピカルな味わいを想像していましたが、食べてみると、ココナッツの風味はごくわずかでした。ミルクのクリーミーで濃厚な味わいがあり、少し後味でココナッツ感があるくらいでした。
言われないと気づかない程度です。
ヨーグルトのスッキリ感もあり、フルーツと合わせてももちろんですし、お菓子作りやサラダのドレッシングなどにも使えそうです。ビーガンでなくても、牛乳でお腹を壊しやすい方にもぴったりです!
バニラ味や、ベリーソース入りなど、色んなバリエーションが販売されています。
チーズ
最後はチーズです。色んな種類のビーガンチーズがありますが、大手スーパーColes自社ブランドのチェダーチーズ(12枚入りで5.5ドル)を試しました。パッケージに書かれているNature’s Kitchenは、Colesのビーガン食品ラインナップのことで、チーズ以外にも豆腐や代用肉などがお手頃価格で購入できます。
加工デンプンやココナッツオイルが主成分です。
スライスチーズですが、袋を開けてみると個包装ではありませんでした。ですが、オーストラリアでは個包装の商品は少なく、パッケージを開けるとそのまま商品が入っていることが多いです。環境には良いものの、くっついていていそうで心配でしたが、意外と包丁なしでも一枚一枚取ることができました。そのまま食べてみると、チーズの匂い&味がしましたが、食感がぼそぼそしていました。そして、少し嫌な油の味がしました。表現が難しいですが、人工的でお腹が受け付けてくれないような、胃がすぐもたれるような感じでした。気を取り直してチーズトーストを焼いてみると、驚くことに美味しかったです!伸びはしませんが、程よく柔らかくなり、嫌な油っぽい味もなく、乳製品のチーズと変わりない味わいでした。そして、スライスチーズで個人的に好きなのが、クラッカー作りです。ベーキングシートの上にチーズを置き、電子レンジで加熱するだけでできるチーズクラッカーですが、ビーガンチーズでもできるのかを試してみました。時間設定がわからなかったですが、感覚で1分30秒温めたところ…見事に完璧な仕上がりで、パリッパリ&サクサクの香ばしいクラッカーがきちんとできていました!おやつやおつまみにもピッタリです。全体的に美味しくいただけましたが、今回はColesの安いもの買ったので、もう少し他のメーカーのも食べてみたいと思いました。
まとめ
スーパーで買えるビーガン食品を色々と試してみて、食感などに少し違和感があるものの、満足のいくものが多かったです!ビーガン食材といえば、お豆や豆腐など選択肢が少なくなりがちですが、色んな代用食品もうまく使っていけば、より動物性食品を食べる機会が少なくなるかと思います♪