シドニー生活が1年過ぎて慣れてきた頃で、何か新しいことにチャレンジしてみたい!と思い、ボランティアをすることにしました。探せば色々と選択肢がある中で、私はシドニーで1番大きいイベントの、ローヤルイースターショーにしてみました!この記事では、応募〜当日までの準備について書いていきます♪
ローヤルイースターショーについて、詳しくはこちらの過去記事をどうぞ↓
ボランティア概要
まずは、ボランティアの概要からです。イースターショーの運営のお手伝いで、来場者の案内や、会場内の列を整備などがあります。各シフトは45分の休憩ありで6時間で、毎日①9時、②11時、③13時スタートがあります。
12日間開催される中で、最低5シフト入れるのが条件となっています。
規模の大きいイベントなので、色んな人と出会えるかなと期待して選んでみました。また、長年開催されているだけあって、ボランティアが得られる特典などが充実しているのもポイントです。
得られるもの
- 経験
- 色んな人との交流
- ユニフォーム一式
- 各シフトごとに$18の食事券
- イースターショーのチケット2枚
- 記念のバッジ
シフトの前後に、一般客として遊ぶことも可能です。イースターショーのチケットは結構高いので、チケット代がうくだけでも有り難いです。
シフト外で遊ぶときは、ユニフォームを脱ぐ必要があります。
応募
初めての応募で何もわからなかったので、とりあえずイースターショーのホームページをチェックしました。するとホームページからではなく、I Need Helpers (略してINH)というサイトを通じて、ボランティアの管理を行っていることがわかりました。
このサイトはイースターショーだけでなく、様々なイベントボランティアの情報が載っています。応募や必要書類のダウンロードなどが、全てこのサイトでできます。
ボランティア情報を集めるのに、ぴったりなサイトです。
今年のイースターショーは、4月8日から19日まで開催でした。せっかちな私は2月頭にINHを見たところ、募集が始まっていませんでした笑。ですが、Express Your Interestと言って、「募集が始まり次第お知らせメールを受け取れる」ものに登録しました。すると、2月中旬に募集開始のメールを受け取りました。
今年は3月11日まで応募可能でした。
アプリケーションの提出が必要ですが、INHに情報を打ち込み、全てオンラインでできました。特に郵送するものはなかったですし、履歴書も要りませんでした。
INHの案内に沿って、名前などの基本的な情報から入力しました。途中で志望動機を450words以内で書く欄がありました。全然考えていなかったので、大したことを書いていないのですが、私が書いた大体の内容を載せます。
この志望動機を除いては、どの日にちにシフトを入れられるかなどだったので、淡々とこなしていき、応募が完了しました。
面接
アプリケーションの提出の他に、新規ボランティアは面接を受ける必要があります。コロナで今年だけか例年なのかがわかりませんが、音声のみ電話での面接です。応募から数日後に電話がかかってきましたが、日中で仕事中だったので出られませんでした。
すると、いつなら面接可能かというメールが来たので、自分の都合の良い時間を選べました。面接の時間は5分ほどで、面接というよりはカジュアルな会話のような感じでした。
志望動機や今している仕事(full-timeとcasualのどちらか、どのような役割か)などを聞かれた後に、「もしお客様が会場で何かを探していたら、あなたはどうする?」と実際の現場を想定した対応を聞かれました。
できる限り事前に地図を覚えて、連れて行きます。わからなかったら、他のボランティアに聞くかもしれません。
と答えておきました。また、イースターショーは動物が多く集まるので、動物アレルギーの有無や、6時間のシフトで立ち仕事だけど体力は大丈夫か、なども聞かれました。最後に、ボランティアをするにはWorking with Children Check(略してWWCC)が必要なので、申し込んでね、とも伝えられました。
合格から当日まで
3月中旬に、無事に合格のメールを受け取りました!その後のやりとりも、全てINH経由で行われます。INHにメッセージ受け取り機能があり、何かお知らせを受け取ると、その通知が登録しているメールアドレスに届きます。
シフト選び
応募時にどのシフトに入れるかを提出しましたが、それは確定ではなく、1からINH上でシフトを選び直します。応募時とは違って、ボランティアをするコーナー(メインエントランス、動物・食べ物のコーナーなど)の情報も見ることができ、自分で興味のあるものを自由に選べます。
選んだシフトを後から変更することも可能です。
Working with Children Checkの申し込み
面接時に言われていた、WWCCの申し込みもしました。WWCCとは簡単に説明すると、「子供と接する人が変な人ではないですよ」と言った証明です。イースターショーでは多くの子供も来場しますが、そのようなボランティア/仕事をするにはWWCCが必須となっています。
Service NSWのサイトからオンラインで申請し、窓口に行って身分証明書の実物を提示する必要があります。
WWCCはボランティア用(無料)と有給の仕事用($80)の2種類あります。私は間違えて有給用を選んでしまい、窓口で$80と言われた時に初めて気づき、その場で申請し直すハメになりました笑。
また、WWCCは申請からメールで証明を受け取るまでに、最大4週間ほどかかると言われました。合格してから申請をしたので、4週間かかってしまうと当日に間に合わない恐れがありましたが、待つしかないか、と思いました。ボランティア用は無料なので、とりあえず前もって申し込んでおくのが良かったと思います。
結局のところ、なぜか窓口に行った翌日にはメールが来ました!
事前勉強
イースターショーの概要、ボランティアの役割などが書いた資料をINHからダウンロードして、事前の準備をします。実際にボランティアが集まって説明を受ける機会はなく、全て自分で勉強でした。
また、INH上で資料を理解しているかを確認するテストもありました。一般常識が多く、資料を読まなくても解ける問題がほとんどでしたが、全問正解するまでやり直す必要がありました。
なんとか2回目で全問クリアです!
ユニフォームの受け取り
本番の1、2週間前にユニフォームを受け取りにオリンピックパークに行く必要があります。受け取り日は数日設けられていて、土日も含まれるので仕事がある方でも安心です。
INH上で日付を事前に選んで受け取ります。
ユニフォーム一式の内容
- ポロシャツ2枚
- 帽子2種類
- ウエストポーチ
- 水筒
- 名札
帽子は実際に被ってサイズを確認できました。ポロシャツはシルエットがシュッとしているレディースと、ゆったりしているユニセックスの2種類から選べました。試着はできませんでしたが、サンプルが置いてあるので、ポロシャツの大きさも確認できました。
連日シフトを入れていますが、ポロシャツが2枚あれば安心です。
ユニフォームだけではなく、ポーチや水筒までもらえるので、ボランティア当日に必要なものはほぼカバーされます。イースターショーのロゴが入っているので、良い記念になって嬉しいです。
まとめ
シドニーで初めてボランティアに挑戦するので、色々と不安がありましたが、無事に合格し、WWCCも間に合って良かったです。当日の動きについてはダウンロードした資料でしかわからないので、上手くできるかが分かりませんが、「とりあえずやってみよう精神」で頑張ります!
次回は、ボランティア当日について書きます。