ついに出発まで1週間を切り、パッキングで忙しい毎日です。コロンビアでは2年間活動してくる予定なのですが、超過料金は払いたくないので、無料の23kgのスーツケース×2で収まる範囲で準備をすることにしました。今回は、パッキングしたものをご紹介します!
スーツケース2つ!
2年間分の荷物を持っていくとなると、かなりの量になります。ですが、渡航前には何かとお金がかかりますし、荷物が増えると空港での移動が大変になるので、無料の範囲でパッキングをすることにしました。預け荷物ギリギリサイズの大きいスーツケースを2つです。それに加えて手荷物で大きめのボストンバッグと小さいリュックを持っていきます。
オーストラリアにいた頃は、「何か足りなければ家族に郵送してもらえばいいか」と気軽に考えていましたが、コロンビアでは郵送事情が異なり、無事に届かないリスクが高いようです。なので、今回は郵送はなしで、スーツケース2つに入る分だけの荷物になります。
スーツケースですが、今回は新しいものを2つ買い揃えました。以前まで使っていたものがボロボロになったのが主な理由ですが、もう一つ防犯上の目的があります。今まではチャックで閉じるタイプを使っていましたが、部屋などに侵入されてスーツケース内の荷物を漁られてしまう時のために、頑丈なフレームタイプにしました。とは言っても、フレームタイプでもプロであれば簡単に開けられてしまうようですが、少しは時間稼ぎになるかなと思いました。初めてフレームタイプのスーツケースを使うのですが、チャックより容量が少なめかと思いました。チャックの場合、容量120%くらい詰め込んでも無理やりチャックを閉じれば大丈夫でしたが、フレームの場合きちんとスーツケースが閉じていないと鍵が閉まらなく、容量ぴったりしか入れることができません。
入れるものを厳選する必要があります。
また、スーツケース以外にも、頑丈そうなベルトを買いました。今までベルトは使ったことがなかったですが、今回デビューです。こちらはワンタッチで楽々開くものではなく、ダイヤル式で暗証番号を入れるものです。ベルトもすぐに切られてしまうとは思いますが、もしベルトありとベルトなしのスーツケースが並んでいたら、犯人はベルトなしをまずは狙うかな、と思い買ってみました。
入れたもの
今回入れたものは、70%が服です。首都のボゴタは標高が高くて涼しい気候ですが、私の任地のカルタヘナは年中真夏のような気候なので、温かい服と涼しい服両方を持っていく必要があります。服は全然コロンビアでも買えるようなので、現地調達がいいアイデアかもしれません。ですが、海外を飛び回りたい私にとっては、行った先で毎回購入→捨てるを繰り返すとかなりのロスになるので、毎回できる限り洋服は持っていくようにしています。
服は本当に必要な時だけ買うことにしています。
医薬品
服の他に入れたものとすれば、まずは医薬品です。もちろんコロンビアでも医薬品は買えますが、効き目が強すぎたり、合わなかったりと色々考えられるので、日本からたくさん持っていきます。風邪薬、目薬、あとは万能のオロナインなどです。絆創膏ですが、日本で手に入るような高品質のものはコロンビアで見つけにくいかなと思い、購入しました。趣味のダイビングをする時のために水に強いものです。また、医薬品ではないですが、蚊のスプレーも入っています笑。任地のカルタヘナではマラリアの心配はあまりないようですが、他にもデング熱など蚊が媒介する病気があるので、念の為持っていきます。
その他にも、歯ブラシと歯磨き粉は2年間分パッキングをしました。全然現地調達できますが、オーストラリアの歯ブラシは大きめで磨きにくかったことから、コロンビアでも似たような感じかなと思い、いつも日本で使っているものを大量に詰め込みました。風邪などで病院に行くのはいいかもしれませんが、現地の歯医者は腕が信用ならないですし、高額になる可能性が高いので、基本的に2年間は歯医者に行かない予定です。
日頃のセルフケアが重要です。
この他にも、私が愛用しているオーストラリアの風邪薬のパナドル(Panadol)もたくさん入れました。最初は効き目が強すぎて苦手でしたが、長年住んでいる間に慣れてお気に入りになりました笑。パナドルについては、こちらの過去記事で紹介しています。
日本食
スーツケースのスペースは余っていましたが、重さがギリギリということで、軽くて日持ちするものを選びました。3つだけです笑。ボゴタには日本のスーパーがあるようですし、アジア系のスーパーも見つかるかなと思い、食料より服や日用品を優先させました。
日本文化関係
オーストラリアの時は全然持っていきませんでしたが、日本文化について現地の人に知ってもらうのも協力隊の重要な役割かなと思い、持っていくことにしました。
まずは書道道具です。一応学生の時に書道を習っていたので、少しは披露できるかなと思いました。半紙、墨汁、筆など最低限の道具のみです。現地で出会った人の名前を日本語で書いてプレゼントするのもいいかもしれません。
墨汁が重くて嵩張りますが、仕方がないです。
折紙も少し持っていくことにしました。不器用なので、現地の人たちに教えるのは難しいかもしれません。ですが、少しお世話になった人に折紙にメッセージ書いて渡すなど、色んな用途があると思います。名刺の代わりに自分の名前などを書いて渡すのもアリかと!単色のものではなくて、和風の柄の折紙を100均で調達しました。
また、桜柄の甚平も持っていきます。何かイベントごととかあった時に、着たら面白いかなと思いました。高校でカナダに行った時に買ったものですが、奇跡的にサイズがまだ入りました笑!
その他
防犯対策のために夜寝る時などに使うといい、と訓練所で言われたので、100均で買いました。
安全対策のハンドブックや、協力隊の手続き関連がまとめられているハンドブックです。
町中でお金を要求された時のために、お金を複数箇所に分けて持ち歩こうと思います。100均で薄めのものを3つ準備しました。
町中を歩く時に使用しますが、どのタイプがいいか分からず、首からかけるタイプ&腰に巻くタイプの2種類を持っていきます。
シドニーでは携帯を洋服のポケットに入れていましたが、コロンビアではそうは行かないと思います。先輩隊員がストラップで首からかけているとのことだったので、購入しました。(外から携帯が丸見えになってしまうので、本当に大丈夫なのかが心配ですが、様子を見ながら使っていきます)。
1200ドルほど持っていきます。到着後にコロンビアペソで現地生活費を受け取るのですが、最初は何かと出費があると思い、足りなくなったら現地で米ドルをコロンビアペソに両替しようと思います。
入れなかったもの
逆に入れなかったものもあります。
化粧水
恐らく現地調達をするのは無理かと思いますが、重たく嵩張るので諦めました。アデレード留学時は化粧水を使わなくても大丈夫だったので、今回も化粧水なし生活を送ろうと考えています。
留学の時より歳をとっているため肌コンディションはかなり違うと思います。ですが、「まだ自分は若い!」と信じていきたいと思います笑。
醤油、お米、味噌など
先ほども書きましたが、日本/アジア系のスーパーがあるようなので、醤油、お米、味噌など定番の食材はきっと手に入るだろう!と信じています。なので、あえて持っていくことはしません。
文房具
日本の文房具のクオリティーはとても高く、使いやすいものが多いです。オーストラリアに渡航する時は、大量に日本の文房具を持っていきました。ですが、荷物を少なくするために、今回からは最低限を持っていき、あとは現地の物に慣れようと思います。
例えボールペンのインク漏れが激しくても、書き心地が滑らかでなくても、文字が書ければOK!という感じでおおらかに生きていきます笑。