シドニーの観光といえば、オペラハウスやハーバーブリッジが有名ですが、少し離れたところにある、ブルーマウンテンズという世界自然遺産とジェノランケーブもオススメです。今回は、シドニーから日帰りで両方とも訪れてみたので、その様子を買いていきます♪
アクセス・基本情報
ブルーマウンテンズは、シドニーから西の方に車で約2時間で着くことができます。電車でもアクセス可能で、シドニー中心部で観光客がよく使うセントラル駅から乗り、ブルーマウンテンズ最寄りのカトゥーンバ駅(Katoomba station)で降ります。
カトゥーンバ駅からブルーマウンテンズまでは、歩くと30分ほどかかりますが、バスも出ています。
ブルーマウンテンズからジェノランケーブは公共交通機関がなく、2時間ほど自力で運転するか、シャトルバスを利用する必要があります。シャトルバスはBlue Mountains Explorer Busという会社から出ていますが、残念ながらコロナの影響で運行休止中となっています。
そんなブルーマウンテンズですが、実はアデレード留学中にシドニー旅をした時に、訪れたことがあります！ですが、天候が悪すぎて何も楽しめずに帰ってきました…笑。
今回はそのリベンジをするのと、更に奥にあるジェノランケーブに初めて行ってきました！
電車で時間をかけて行ったのに、何も見えなかった時の過去記事はこちら↓
ブルーマウンテンズ散策
今回は、全て車で回りました。その日はシドニーは快晴で、「今回こそは綺麗な景色を見るぞ！」とワクワクしていました。しかし、ブルーマウンテンズに近くにつれて、段々と雲行きが危うくなり、着く頃には強い雨が降っていました…。
エコーポイントという定番の展望ポイントに到着しましたが、これは前回のデジャブ…？と思うくらい何も見えません。
しかし、再チャレンジで諦めるわけには行かないので、しばらく待つことにしました。すると徐々に風で雲が流れていき、15分もしないうちに、山が見え始めました！
信じていただけるかは分かりませんが、写真1枚目と2枚目は同じ日に撮りました！
ブルーマウンテンズは、名前のとおり青い山です。もちろん、生えているユーカリの木は緑ですが、木の油分が気化して空中の水分やホコリと混ざり、それらが太陽の光によって反射されると、山全体が青く見えます。
私が訪れたときも、奥の方は青みがあり、名物の3つの岩「スリーシスターズ」もバッチリ見えて、奇跡が起こりました！
その後もブルーマウンテンズを散策します。15分ほど歩けば、スリーシスターズのすぐ近くまで行くことができます。階段や手すりなどはきちんと整備されていますが、高所恐怖症の私は、かなり腰が引けました笑。
遠くからも綺麗ですが、間近で見るのも迫力があって美しいです。
道の途中にかなりリアルなトカゲの像があり、本物かと思ってびっくりしました！
ひと歩きを終えたあとは、インフォメーションセンター&お土産やさんを覗きました。綺麗な景色のポストカードやコアラグッズなどが揃っていますし、ブルーマウンテンズ周辺の地図ももらえます。
ルーラでランチ
ブルーマウンテンズの散策を終えたあとは、ルーラ(Leura)という街を訪れました。カトゥーンバからは車で5分と近いです。小さな街ですが、かわいい雑貨屋さんやカフェが多く、のどかでした。
Josophan’s Fine Chocolatesというかわいいチョコレート屋さんは、お店の中に入った途端、優しくてあま〜い香りが広がってきました！保存料や着色料を使わず、自然な材料で作るので、クオリティーが高いです。
アイスクリームも人気ですが、再び天気が悪くなって涼しくなってきたので、断念です。
ルーラを一通り散策したあとは、お昼ご飯です。沢山選択肢がある中で、賑わっていたCafe Leuraにしました。アボカドトーストを始めとする朝食メニューから、ハンバーガーなどのボリューム多めのものまであります。
私はRicotta & Lemon Pancake($22)をチョイスです。シンプルで大きいパンケーキ1枚に、たっぷりのベリー、メープルシロップ、マスカルポーネ、ピスタチオ、綿菓子がのっていました。
トッピングが多めで、とっても美味しかったです♪
ジェノランケーブツアーに参加
腹ごしらえが終わったら、ジェノランケーブに向かいました。結構山奥ですが、ケーブ手前までは道が舗装されていて、アクセスは問題なかったです。ジェノランケーブの中に入るには、ツアーが必須で、コロナ禍だからか要予約でした。
予約はこちらのサイトからできます↓
ケーブすぐ近くにツアー会社のオフィスがあり、他にも建物はありますが、ギフトショップ、ホテル、レストラン、カフェ、トイレのみでとても小さいです。
カフェはあんまりメニューが豊富ではないので、カトゥーンバやルーラなどで事前に食事を済ませるといいと思います！
ギフトショップの中には、ジェノランケーブの中がわかる模型がありました。ジェノランケーブは、世界最古と言われる鍾乳洞で、全部で11つの洞窟があり、規模が大きいです。アクセスは少し悪いものの、神秘的な自然を一目見ようと多くの人が訪れます。
今回は1番定番のルーカスケーブ(Lucas Cave)のツアーに申し込みました。
時間になるとガイドが注意事項を説明し、出発です！私が参加した時は20人強いました。
ルーカスケーブツアーは2時間あり、若干体力が心配でした。ですが、ずーっと歩いているわけではなく、少し歩いてはガイドからの説明があり、また歩いては説明の繰り返しでした。
あまり距離を歩かないうちにも、綺麗な鍾乳洞が見えてきました。
長い年月をかけて出来た洞窟は、とても幻想的で、つい見入ってしまいます。ガイドは丁寧に、ケーブの大きさや歴史、名前の由来などを説明してくれました。
洞窟内は何も無いと真っ暗ですが、ツアー用にライトが設置されているので、きちんと鍾乳洞を見ることができます。説明の前後に写真を撮る時間が十分にありましたし、ガイドに頼めば撮ってもらえました。
ルーカスケーブはジェノランケーブの規模の大きさや、基本的な情報を学べるので、初めて訪れる方にはぴったりです。もしまた機会があれば、クリスタルが見られるツアーにも参加してみたいと思いました。
まとめ
ブルーマウンテンズとジェノランケーブの日帰りプチ旅行は、最初は天気が優れなかったものの、奇跡的に美しい景色と鍾乳洞が見られて、最高でした！今はまだケーブまでのバスがなく、アクセスが悪いものの、シドニーに来たらぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？
