定番なのは牛肉を使ったものですが、チキン、ベーコン、きのこなど豊富な種類を揃えているお店もあります。カフェ、コンビニ、パブ、スーパーなど、色んなお店で販売され、値段もリーズナブルなので、手軽に食べられるところが最高です!シドニーでミートパイを食べるなら、Harry’s Cafe de Wheels(ハリーズ・カフェ・デ・ホイールズ)というWoolloomoolooにあるミートパイの老舗がオススメです。Tiger Pieという牛肉のミートパイに、マッシュポテト、マッシュされたエンドウ豆、グレービーソースが乗っているものが有名です。
お次はフィッシュアンドチップス(Fish and Chips)です。これは「ザ・イギリス料理」というイメージがありますが、オーストラリアでも人気で、魚屋さん、レストラン、パブ(居酒屋)で食べられます。たっぷりの衣をつけた白身魚のフライ×山盛りのフライドポテトというジャンキーな料理ですが、たまに食べると美味しいです!シドニーで一番オススメは、Doyles On The Beach (ドイルズ・オン・ザ・ビーチ)という老舗シーフード店です。さすがは老舗だけあって、新鮮な魚介は旨味がたっぷりですし、衣がちょうど良い厚さで、サクサク感がたまらないです。
ラミントンは、ケーキ屋さんやカフェを始め、スーパーでも売っています。7月21日はNational Lamington Day (ラミントンの日)と定められていて、「みんなでラミントンを食べよう!世界に向けて広めよう!」という日になっています。そんなラミントンをシドニーで食べるなら、Flour and Stoneというカフェがオススメです。いつも列ができるくらい人気のカフェですが、その中でもPanna Cotta Lamingtonが有名です。バニラスポンジがパンナコッタの液に浸されていて、しっとり食感と風味が最高です!周りには、ダークチョコが使われているので甘すぎず、中にはベリーのコンポートも入っています。酸味がちょうど良く、大人な上品さが出ていました!
トッピングのフルーツは、苺やベリー系が定番で、甘いメレンゲと生クリームとフレッシュな果物の組み合わせが最高です♪その他にもパッションフルーツ、キウイ、みかんなども合います。シドニーでパブロバが食べられるお店は少ないですが、City Extra Restaurantというサーキュラーキーにあるレストランで発見しました!オペラハウスすぐ近くなので、観光ついでに立ち寄れますし、席によってはハーバーブリッジや行き交うフェリーを見ながら食事ができます。ドーム型になっているメレンゲに、たっぷりの生クリーム、苺、バナナ、パッションフルーツがのっていて、外はサクッと軽く、中はふわふわチューイーなメレンゲが美味しすぎました。パッションフルーツの酸味も、いいアクセントになっています。
お次は、ANZACクッキーです。ANZACはAustralian and New Zealand Army Corpsの略で、戦争に向かう兵士たちに、妻たちがこのクッキーを持たせたことから、ANZACクッキーと呼ばれるようになりました。スーパーやカフェなどで買うことができ、お土産にもピッタリです。ANZACクッキーの主な材料は、オートミール、ゴールデンシロップ、ココナッツファインです。オートミールのお陰で、むっちりとした食感があるのが特徴です。また、サトウキビから作られているゴールデンシロップは、優しい甘さとコクを、ココナッツファインは程よい香りと食感を加えてくれます。他のクッキーと比べると栄養価が高く、長持ちもします。戦争に持たせていったのにも納得です!