充実した内容でした。
トマトの種まき
校内菜園が使えないですが、家庭菜園の普及ならできる!ということで、家庭菜園用の授業をしました。学校内である程度育てて、その後家で保護者と一緒に世話をしてもらう流れです。
校内菜園が使えない話は、こちらの日記に書いてあります↓
色んな野菜がありますが、担当の先生と相談してトマトから始めることになりました。1年生を対象に先生が授業をし、私は準備、片付け、授業中の生徒のサポートをしました。
あくまでも先生主体でやってもらいます。
活用しよう
ただ種をまくのではなく、色んな物の活用もしました。例えば、卵の空パックです。卵が入っているくぼみを使って苗を育てます。省スペースででき、移動も楽です。日本の卵はプラスチックのパックが多いですが、コロンビアでは紙製が主流です。水をあげると脆くなってしまうので、2重にして使いました。また、何かと必要になるスコップですが、学校には数個しかありません。先生のアイデアでペットボトルを使った簡易スコップを作りました。これなら気軽に量産することができます。切り口で手を怪我しないかが心配ですが、生徒と関わるプロの先生が特に何も言わないので、私はそっとしておきます。
お金はどうするの?
今回もう一つ気になったのが、予算です。担当の先生に言われるがまま、必要なタネを校長先生に伝えたところ、どうやら校長先生自身が調達してくださったようです。恐らく校長先生の個人的なお金なのかなと思います。普段校長室で話しているときに作業員が入ってきて、校長先生が自分のお財布から作業に必要なお金を出したのを何度か目撃しているからです。担当の先生は「校長先生はお金がある」といっています。確かに給料は良さそうですが、校長先生が変わったら、予算はどこから出るのでしょうか。菜園を継続させるには、きちんと学校の予算に入れてもらう必要があります。
また土を購入する必要がありますが、土に関しては担当の先生がそれぞれ少額を持ってくるように保護者に頼んだようです。今日そのお金を集めましたが、なぜか私が預かることに。先生に記録つけといて!と言われてしていますが、いろいろ緩いなぁと感じます。
全て日本のようにきちっとはいかないと思いますが、少しでも菜園が継続するように働きかけたいと思います。
明日は何しましょう。