活動日記50:学ぶことの大切さとカウンターパートの凄さを感じました。

 

かぼちゃ

12月20日(水)の日記です。

カウンターパートの凄さ

今日は夕方から奨学金関連のセレモニーがあるとのことで、カウンターパートに連れて行っていただきました。日中からカウンターパートのお家に行き、一緒に向かいます。今回も以前クリスマスイベントを主催したTrasoという団体のものです。

Trasoについては、こちらの日記で説明しています。

活動日記41:綺麗に整った施設でクリスマスのイベントがありました。
イベントは毎年12月にTrasoという団体が主催していて、カルタヘナ内の色んな学校の生徒がクリスマスの曲を歌ったり演奏したりしていました。

先日は学生たちのクラブ活動のような事業の発表会でしたが、Trasoは一般の会社からの出資を集め、奨学金の事業もしているとのことです。カルタヘナ内の色んな学校の生徒を対象にしていて、自称者は大学の授業費を始め、交通費、勉強に必要なタブレット、洋服購入などのための生活費など手厚く受けることができます。

高校までの成績家庭の経済環境などをもとに、面接等の選考を得て選ばれます。そして私の活動先の学校の生徒も毎年数名選ばれていて、カウンターパートが生徒の選考をサポートしていると言った感じです。カウンターパートは自分の学校からの受賞枠を可能な限り多くすべく、日々Trasoのスタッフを始めとした方々との繋がりを大切にしているとのこと。

かなり内容が充実した奨学金なので、生徒たちにとっては貴重な機会になります。ですが、カウンターパートは奨学金のために、今日のように休日にも働くなど、本来の学校の事業ではないエクストラなお仕事をすることになります。カウンターパートは自分の睡眠時間を削っても生徒のため、そして地域のために働く方なので尊敬します。

これは協力隊の受け入れに対しても同じです。受け入れても受け入れなくても学校は成り立っているので、エクストラなお仕事になります。それでも文化交流やより良い教育のために、私を受け入れる準備をしてくださり、到着後は温かく迎えてくださっています。

かぼちゃ

働きすぎて体調が心配ですが、少しでもお役に立てることがあれば全力でします!

奨学金受賞者のセレモニー

今日のセレモニーは、無事に奨学金の受賞が決まった生徒とその家族、学校関係者、出資した会社の関係者を呼んだセレモニーです。実は生徒と家族には最終選考と言い呼び出していて、目隠しさせられながら会場に入って来ました。そして司会のアナウンスで「実は今日は選考に来てもらったのではなく、受賞が決定した人たちへのセレモニーです!」と言って発表でした。発表された時は、生徒も保護者もとっても喜んでいて、中には泣いてしまう人も…。ですが、奨学金があってからこそ大学進学できる家庭も多いと思うので、人生を変える瞬間でもあります。学びたい人に学べる機会を与えるというのは素晴らしい事業だと思いました。

かぼちゃ

明日はお出かけの予定があります。