オーストラリアに来てから、挙げればキリがないほど文化の違いを感じていますが、今回は接客やサービスについて私が体験したエピソードと共に説明します!もちろんお店やその時の店員さんによって対応は異なると思うので、皆さんに当てはまるか分かりませんが、日本とオーストラリアの文化の比較ができればと思います。
あくまでも、私個人の体験談として読んでいただければ嬉しいです!
適当&大ざっぱエピソード
オーストラリアの多くのお店では、店員さんはお客さんがいない時に携帯をいじったり、私語をすることが多いです。ですが、それ以外にももっと驚いた体験談があります。
自分で取ってくれる?
オーストラリアの大手スーパーで、食料を買い物していた時の話です。会計を終えた後に袋詰めをしていた時に、買った食パンの一部が黒くなっていることに気がつきました。賞味期限は問題なかったのですが、カビのような感じでした…。なのでレジ付近にいる店員さんに伝えることに。
会計済みですが、食パンが傷んでいるので、交換したいです。
オッケー。売り場に新しいのを取りに行っていいよ。
(あっ自分で?)
と言うやりとりでした笑。日本だったら「申し訳ございません。今すぐ新しい商品をお持ちします」と、店員さんが小走りで売り場に向かっていく姿を想像できますが、オーストラリアの場合はセルフサービスでした。日本のサービスが丁寧すぎとも思いますが、まさか自分で取りに行くことになるとは思っていなかったので、若干驚きました。
自分は〇〇だと思うよ
シドニーでとある証明書の発行が必要でしたが、提出すべき書類や身分証明書の種類がわからなかったので、電話で問い合わせることに。
〇〇と言う証明書が欲しいですが、提出すべき身分証明書は免許証とパスポートで足りるでしょうか。公式サイト情報では、追加でもう一つ提出する必要があるようですが、私は一時滞在者なので出せそうなものがないです。
うーん、自分は免許証とパスポートで足りると思うよ。
えっ。でも公式サイトには追加でもう一つ必要って書いてあるのですが。。。
うーん。この部門で働き始めたばかりだから自分はよく分からないけど、足りると思うよ。
といったやりとりをしました。個人的にオーストラリアあるあると思っているのですが、店員やスタッフが確信のない情報を自信もって伝えきますし、「分からない」と堂々と言ってきます。日本だと分からない質問であれば「少々お待ちください。確認いたします。」などと言って確認してもらえる場合が多いと思いますが、オーストラリアではそうはいきません。
あっ明日自分が休み取ってたの忘れたわ。リスケしていい?
家の修理を頼んだ時の話です。オーストラリアでは対応が遅いことが殆どなので、依頼してから約1ヶ月後の日程で修理してもらえることになりました。やっと修理してもらえると思っていたら、前日にこのようなテキストが。
こんにちは。明日修理が入ってたけど、明日は自分が休みを取っていたことを忘れてたんだ。リスケしても良いかな?
分かりました。でもずっと前から修理を頼んでいたので、早く直して欲しいです。明後日は空いていますか?
申し訳ないけど、最近修理が立て込んでいるから明後日はできないな。一番早くて○日(修理予定日の約2週間後)が空いてるけど、都合はどうかな?
オーストラリアでは、家の修理だけではなく何かの配達を頼んだ時など、時間どおりに行くことは稀だと思います。私の例のように修理日が大幅に変更になることもありますし、午前中の時間指定で配達を頼んだ時に夕方届いたりもします。
スタッフによって対応が違う。けど柔軟なのは良いこと!
紹介したエピソードは、日本の接客と比べるとイマイチなものばかりかもしれません。個人的な対処法としては気持ちを寛大にして、「自分で取りに行く必要はあるけど、ちゃんと交換してくれるんだ!」や「まあいつかは修理してもらえるんだし」など思うように心がけています。(でもイライラするので、甘いものでも食べて自分の機嫌をとります笑。)
また、オーストラリアあるあるとして、スタッフによって対応が全然違うことも覚えておくと良いかもしれません。日本の場合はマニュアル通りの仕事が多く、どのスタッフに当たっても同じ対応をしてもらますが、オーストラリアではその人によりけりな場合が多いです。
電話での問い合わせのエピソードなどの対処法は、時間などを変えて他の担当者にもう一度同じ質問をすることです。平均すると日本の接客の方が丁寧ですが、オーストラリアでもたまに懇切丁寧な対応をしてくださる方もいます!そのようなスタッフに当たることを願いながら、一人ダメでもくじけずに他の人に問い合わせる強いメンタルを持っておくのも大切です笑。
また、オーストラリアの接客も素敵なところがあります。店員さんはフレンドリーな人が多く、雑談をするのが楽しいです。また、マニュアルどおりの接客ではないので、少し難しいかなと思う依頼でも「あっ全然大丈夫」と柔軟に対応してもらえる時は嬉しいです。
まとめ
オーストラリアでの接客&サービスで驚いたエピソードをまとめてみました。オーストラリアでは「お客様は神様ではなくて対等」なことがほとんどです。日本は黙っていてもサービスを受けられることが多いですが、オーストラリアでは客としての権利を言わないと、サービスをしてもらえないことが多いです。ですが、マニュアル通りではなくて柔軟に対応してもらえることもあったりと、良い面もあります。是非オーストラリアに来て、違いを体感してみてください笑!