今までオーストラリアらしい料理をたくさん紹介してきましたが、今回はオーストラリアに限定されないものの、日本では馴染みのないホットクロスバン(Hot Cross Bun)について書いていきます!コロっとしていて可愛らしい見た目はもちろん、バリエーションも豊富で、かなりオススメのグルメです♪
オーストラリア料理については、こちらの過去記事をどうぞ!
ホットクロスバンとは?
ホットクロスバン(Hot Cross Bun)は、スパイスの効いたフルーツが入っているパンで、白い生地やアイシングなどで十字の模様がついているのが特徴です。一年中食べられる国もありますが、オーストラリアでは特にイースターの時期に多く販売されます。というのも、ホットクロスバンはグッドフライデーという、イースター(キリストの復活を記念する日)の前の金曜日に食べられる伝統があるからです。
シドニーでは、イースターの時期に規模の大きいイベントがやっています!
スーパーで手軽に買える
イースターの時期になると、スーパーでホットクロスバンの特設コーナーをよく目にします。伝統的なものは、レーズンなどのフルーツが入っているものですが、中にはフルーツなしバージョンや、チョコレート、キャラメルフレーバーなど、色んな種類があります。
レーズンが苦手な方でも安心です!
大抵は、6個〜9個のホットクロスバンがくっついた状態で販売されています。日本のちぎりパンのように、手で簡単に分けることができます。また、一つ一つが小さめなので、小腹が空いた時にぴったりです!味はしっかり甘めですが、シナモンなどのスパイスが効いていてバランスが取れています。
フルーツがたっぷりだからか、しっとり&ずっしりしています。
そのまま食べてもいいですが、横半分に切ってからトーストして、バターをたっぷりぬって食べるのがオススメです!中のしっとり感を残しつつも、外はカリッとさせると、食感が楽しめてより一層美味しくなります♪
オーストラリアは日本に比べて、菓子パンがスーパーであまり販売されていなく、甘いものといえばワッフル、マフィン、ドーナツなどになってしまいます。ですが、このホットクロスバンは大きさも味も日本の菓子パン代わりにピッタリで、個人的には甘いものを食べたいと思った時に重宝しています♪
おすすめのグルテンフリーのベーカリー
スーパー以外にも、色んなベーカリーやカフェでホットクロスバンが販売されています。お店ごとに、幅広いバリエーションのものがあります。シドニー中心部にあるWholegreen Bakery CBD Cafeというグルテンフリーのパンを扱うカフェでは、グルテンフリーのホットクロスバンもありました!こちらのカフェでは、通常のフルーツとチョコレートのホットクロスバンが、一つ($3.5)から購入することができます。グルテンフリー(小麦粉不使用)の上、このパンはミルクなどの乳製品もナッツ類も一切使用していないので、多くの人が楽しむことができますね!通常のホットクロスバンと比べて、材料が違うからか少し弾力があるパンでしたが、スパイスの効き具合がちょうど良く、とっても美味しかったです!こちらのカフェでは、ホットクロスバン以外にも、クロワッサン、サンドイッチ、パイなどから、ケーキ、サラダ類まで豊富な種類の商品が用意されています♪CBDの店舗は入り口がわかりにくい場所にありますが、探してでも訪れる価値ありです!
パンだけじゃなくてチョコも!
ホットクロスバンはもちろんパンですが、イースターの時期になるとパン以外の商品を出すお店があります。その中の一つがHaigh’s Chocolatesです。私も留学に行っていた南オーストラリア州のアデレード発祥のチョコレート屋さんで、ホットクロスバンチョコがあります。Haigh’sのショーケースに並んでいるチョコレートは、100gで$17.90と量り売りになっていますが、このホットクロスバンのチョコは特別価格となっていて1粒$4.5でした。中にはスパイスが効いたファッジ(キャラメルのようなお菓子)がたっぷり入っていて、まるでパンを食べているかのような味わいでした♪このチョコがメインのギフトボックスも販売されているので、プレゼントにもぴったりです♪Haigh’s Chocolatesの工場見学に行った時の過去記事はこちら↓
まとめ
イースターの時期によく見かける、ホットクロスバン(Hot Cross Bun)をご紹介しました!伝統的なスパイスが効いたフルーツ入りの甘いパンですが、個人的にはサイズがちょうどいい菓子パンで、色んなバリエーションがあるのでお気に入りです。スーパーを始め、多くのカフェやベーカリーで販売されているので、皆さんも見かけた時は是非食べて見てください♪