大都会なイメージのシドニーですが、中心部からすぐ近くにタロンガズー(Taronga Zoo)という動物園があります。規模が大きくて色んな動物たちを見られる上に、美しいシドニー湾の景色も同時に楽しめるので、かなりオススメです!今回は、そんなタロンガズーの楽しみ方を徹底的にご紹介します♪
アクセス・入園料
タロンガズー(Taronga Zoo)は、シドニー湾の北の方にあり、車、フェリー、バスでのアクセスができます。
フェリーでは、サーキュラーキーからタロンガズー行きが出ているので、25分ほど乗れば、入り口すぐの船着場に止まります。湾をそのまま進むだけですので、距離的にはかなり近いです。
他にも湾をぐるっと回る形にはなりますが、バスでもアクセス可能です。シドニー中心部の複数のバス停から、Taronga Zoo行きのもの(100番)に乗ることができます。
Wynyard駅からですと、30分ほどで動物園目の前のバス停に着きます。
入園料は大人は44.1ドルと、日本の動物園と比べるとかなり高いです…。ですが、その分施設は充実していますし、見どころはたくさんあるので、楽しめることは間違いないです!事前にタロンガズー公式サイトから、オンラインでチケットを買えます。
家族割りや、年パスもあります!
メインエントランス
タロンガズーのメインエントランスには、歴史がありそうなずっしりとした構えの建物があります。ここではチケットを確認されず、この門を通った後に、ギフトショップ、カフェ、インフォメーションカウンター、本当の入り口があります笑。
インフォメーションカウンターで、園のマップを入手できます。
タロンガズーに来て驚くのが、優しいスタッフさんが多いことです。皆さん笑顔で親切に案内してくださるので、何かわからないことがあれば気軽に聞けます。また、スタッフさんの他にも、ボランティアの方が園内の色んな場所にいるので、その方達にも声をかけてみるのもいいと思います!入り口にも園内にもギフトショップがありますが、入り口のお店が1番大きいです。コアラのぬいぐるみ、置き物、キーホルダー、帽子、Tシャツなど、幅広く揃っています。
オーストラリアらしく、コアラのグッズを買ってみてはいかがでしょうか。
また、このギフトショップ内のカウンターでは、animal encounterのチケットも買えます。animal encounterとは、動物をより近くで見られたり、スタッフによる詳しい説明が聞けたりするセッションです。
コアラ、象、キリン、ミーアキャットなどがあり、セッション内容や金額は動物によります。より深く動物と関わりたい!という方にはぴったりです。各セッションの人数に限りがあり、チケット売り場には開園前から人が並んでいたので、早めの購入がオススメです。
楽しみ方
タロンガズーの基本情報がわかったところで、いよいよ楽しみ方をご紹介します♪
まずは動物たちに会う
まずは動物園なので、各ブースにいる動物たちを見に行きましょう笑!大人気のコアラは、入り口すぐのところにいます♪コアラは1日のほとんどを寝て過ごしますが、私が行った時は、運よく木から木へジャンプしているところも見られました。
少し距離があるので、綺麗に写真を撮りたい方は望遠レンズが必須です。
また、キリンも欠かせません。キリンは日本の動物園でも全然見られますが、タロンガーズーならではのシドニー湾に面している景色は最高です!
少し見えにくいですが、キリンの後ろにはオペラハウスとハーバーブリッジが写っています。
人の手によって作られた近代的な建造物と、自然体なキリンのコントラストがとても美しいです。ちなみにキリンのコーナーは広いので、ちょうどオペラハウスの近くに来た時を待って写真を撮りました。
ベストショットは気長に待ちましょう。
その他にもトラ、ゾウ、ライオンなど定番の動物を始め、カンガルー、タスマニアンデビル、クォッカなどコアラ以外のオーストラリアらしい動物たちも勢揃いです。動物園自体が結構大きいので、1日中かけてゆっくり見て回るのがオススメです!
ショーも欠かせない
動物の展示以外にも、ショーや飼育員による解説プログラムが1日を通じて開催されています。animal encounterとは違って、無料ですし予約も要りません。特にショーのクオリティーが高いので、時間をチェックして行ってみてください!
アザラシ
アザラシ(Seal)ショーはかなり人気なので、前もって席を取っておくのをオススメします。
ショーの30分前に会場に行った時の状況がこちらです。
晴れた日曜日に行ったからかもしれませんが、長蛇の列ができていました。15分前に開場した途端、ほとんどの席が埋まっていました…。肝心のショーでは、4匹のアザラシがそれぞれ得意な技を見せてくれ、充実した内容でした。迫力あるジャンプも見られますが、1番前の席は濡れるので覚悟の上で座ってください笑。
全てのアザラシは、様々な理由により保護された子たちだそうです。
バードショー
バードショーも楽しいです!こちらは私が行った時は、30分前では人はちらほらと言った感じでした。ですが、開始前になるとほぼ満席になったので、もしいい席を取りたい方は、少し早めにくるのがいいかもしれません。オーストラリアの色鮮やかな鳥たちが、多く登場します。スタッフさんの話も面白いですし、鳥が観客の頭スレスレで飛ぶので、スリル感も楽しめちゃいます。
後ろにシドニー 湾が見えるので、景色も抜群です。
景色を楽しみながらピクニック
園内にはレストランやカフェがありますが、メニューがあまり多くないですし、割高です…。先ほどからシドニー湾の景色が最高!ということをお伝えしていましたが、せっかくなので、お昼もその眺めを楽しむのはいかがでしょうか。お弁当やお菓子を持ってきて、のんびり外で食べるのも楽しいですよ♪園内には、主に3つの眺めのいいスペースがあります。簡単にそれぞれの特徴を説明します!
①バードショー横のスペース
1番綺麗にオペラハウスとハーバーブリッジが見えます。小さい芝生のみですが、景色を遮る木などが少ないです。
②Harbour View Lawns
ベンチが多いです。周りに木が多いので、日陰があるのがオススメポイントです。
③Concert Lawns
3つの中で1番広いです。芝生のみですが、のんびりしたい方にはぴったりです。
異国情緒豊かな建物を見る
タロンガズーで注目すべきなのは、動物だけでなく、建物もです!ゾウのコーナーはタイの文化を象徴した建物があったりと、その動物の出身に合わせて、異国情緒豊かな展示がされています。どの装飾も細部まで凝っていて、動物園に来たのについ建物ばかり見てしまいます。
世界一周の旅に来た感覚になります!
完成度の高い建物の前で写真を撮るのは、インスタ映えも間違いないです!意外な楽しみ方かもしれませんが、個人的にはかなり推しポイントです。
ロープウェイで景色を眺める
最後はロープウェイです。タロンガズーは高低差があり、坂が多いです。そんな園の1番高い場所(メインエントランス)から1番低い場所(フェリーの発着場)までを結ぶロープウェイがあります。無料で乗ることができ、ロープウェイから見る景色もまた最高です!現在はコロナの影響で、フェリーを利用する人のみが乗車可能となっていますが、機会があればぜひ乗ることをオススメします!
まとめ
シドニーにあるタロンガズー(Taronga Zoo)はアクセス・規模・景色全てが完璧なので、オススメ度が高い動物園です。ショーやanimal encounterなど、プログラムも充実しているので、計画を立ててから訪れてみてください♪