国が違えば文化やルールが異なりますね。過去にはオーストラリアのお酒に関するルールなどをご紹介しましたが、未だ喫煙については触れてなかったので、今回はタバコ事情を書いていきます。日本より値段が高い上にルールが厳しいので、オーストラリアを訪れる前に要チェックです!
お酒事情はこちらの過去記事をどうぞ↓
どこで買える?
オーストラリアでは、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドでタバコが買えます。その他にも店舗数は少ないですがタバコ(や電子タバコのベイプ)専門店もあります。陳列方法が日本とは異なり、タバコが並んでいる棚にカバーがかけられていて、タバコを直接みることができないです。これは、恐らく子供などの目につかないようにする為だと思います。
予め欲しい銘柄を決めておくと、買うときにスムーズです。
タバコの陳列が見れないと不便ではあるかと思いますが、オーストラリアのタバコのパッケージは見ない方がいいです。と言うのも、パッケージにはタバコの吸いすぎで黒くなった肺などのグロい写真が載っているからです。喫煙を抑制するためではありますが、路上にポイ捨てされているタバコの箱を見ると、ショックを受けます…。
個人的な感想ですが、街中を歩いているとタバコよりベイプを吸っている人が多い印象です。
値段
オーストラリアでは20本入りで$30〜のものが多く、日本と比べてかなり高いです。オーストラリアでのタバコ(とお酒)にかかる税金が高額で、特にタバコへの税率は世界でもトップクラスです。どうしても体への悪影響があるので、政府は国民の健康増進のために税を上げつつあります。
喫煙ルール
ルールは州によって異なるので、ここからはシドニーのあるNSW州について書いていきます。
まず、大原則としてお店、レストラン、ホテル、空港などの建物内では喫煙不可です。また、そのような建物の入り口から4メートル以内の屋外も喫煙不可です。4メートルルールは個人の一軒家などには例外となります。レストラン内での喫煙は日本でも規制があるので慣れていると思いますが、ホテルは驚くのではないでしょうか。シドニーのホテルでは喫煙室は一切ないです。バルコニーでも喫煙不可です。
このルールはベイプにも適応されます。
もしお店、レストラン、ホテルなどを利用中にタバコを吸いたい時は、入り口から4メートル離れた屋外で吸う必要があります。ルールは厳しいですが、シドニーでは路上に多くのゴミ箱が設置されていて、ほとんどのゴミ箱に灰皿がついているのは嬉しいところです。
シドニー空港では、各ターミナルの屋外に喫煙スペースがあります。屋内には喫煙スペースは一切ないので、喫煙する方は手荷物チェックの前に一旦外に出る必要があります。
かなり厳格なルールがありますが、レストラン内で煙が広がらないように上着で隠しながらベイプを吸っている友人もいました。もちろん見つからなければOKというわけではないですが、厳しいからといって全員が守っているのではないのだと驚きました。
まとめ
オーストラリアではタバコの税金が高い上に、ルールが細かいので、喫煙者には厳しい国かもしれません。ですが、優しい人は多いですし、美しい自然やコアラを始めとした動物など、魅力が溢れる国です。州ごとに異なるタバコルールを調べるのは大変かもしれませんが、是非一度は訪れて欲しいです♪